達筆になりたいものです。
達筆になりたいものです。

ここ1ヶ月程、
パソコンやタブレット端末を使うようになり、
色んなことが瞬時に、そして簡単に出来て非常に重宝しておりますが、
ただその反面、”字を書く”ということが殆ど出来ておりませんでした。
僕だけでしょうか、今までしていたことをやらなくなると、
手が気持ち悪いと言いうか 何と言いますか・・・
とりあえず違和感を感じてしまいます。

そこで書経ではありませんが、
鍼灸をはじめ中国の古典などの原文を
毎日書き写すようにし始めました。
僕なんか感情が文字となってすぐに出ますが、
それも文字を書く楽しさだと思っております。

では『難経』に参ります


【原文】
四十一難曰、肝独有両葉、以何応也。

然。
肝者、東方木也、木者春也、万物始生、其尚幼小、
意無所親、去太陰尚近、離太陽不遠、猶有両心、
故有両葉、亦応木葉也。


【現代語訳】
肝だけが左右両葉あるが、これは何に対応しているのか。

答え。
肝は東方の木に属し、木は春に属し万物が生じるところです。
幼少のものは、まだ親しみ頼るところがありません。
春は冬となお近く、夏ともそれ程離れておらず、
冬と夏の中間に位している為、陽に従い、あるいは陰に従っている。
それ故に両葉あるのです。
これは木の葉が分裂する様子とも対応している。


【解説】
東洋医学で肝は
左右両葉(左三葉、右四葉)があると考え、
なぜこのようになったのかということ(肝の解剖形態)を
当難では説明している。

五行で肝は、
東方の木で春を主っている。
自然界において春は、
万物の芽生えの季節で、幼少な時期である。
またその他の季節との関係を言うと
冬に近く、ただ夏とも離れておらず、
冬(太陰)と夏(太陽)の間にあって両季節と
連携
しているので、人体の肝も両葉を生ずると考える。


<参考文献>
『難経解説』 東洋学術出版社
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『解説 鍼灸重宝記』 医道の日本社

画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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