音と色を閉じ
一刻において無限の想いと
無限の時間を過ごしました。
感情を捨てたその極点から、
自分の内とも言えない
自分の外とも言えない
大きな場所から
様々な感情が開き
歓喜で涙が出そうになります。
胸のものと腰のものと
彼に対して地に伏せ
名前のないその場所で
生命を投げ出し、知る得る限りの最敬礼をしました。
僕はそこにおける生け贄であり、
触媒であります。
沈黙を守り、ただただ行を成そうと。
そこにすべての言葉とつながりがあります。
智慧があふれる。
限りなく透明であらゆる色を包括しうる智慧です。

鍼をおろす時、
常にこの一刻がある。

それがわたくしの師であります。

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