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雪男発見!! Googleマップ
雪男発見!! Googleマップ

雪男発見!!!(笑)

これはネットで話題になっている
Googlemapの「ぼうけん」バージョン(ドラクエ風)
での一画像で、エベレストを閲覧すると、
雪男らしき人物?生物?が登場します。
(水色の中にある黒い点のようなものです。クリックで拡大されます。)
その他にも、所々にモンスターやキャラクターも
登場していたり、各観光地(自由の女神やエッフェル塔など)
もドラクエ風に表示されています。

なかなか遊び心満載で、見ているだけ楽しくなりますよ。
(ただ、4月1日だけの公開だったようで、
現在は見れなくなっています。)

では『難経』の記事に参ります。


<原文>
二十七難曰、脈有奇経八脈者、不拘於十二経、何也。

然。
有陽維、有陰維、有陽蹻、有陰蹻、有衝、有督、
有任、有帯之脈。
凡此八脈者、皆不拘於経、故曰奇経八脈也。

経有十二、絡有十五、凡二十七気、相随上下、
何独不拘於経也。

然。
聖人図設溝渠、通利水道、以備不然、天雨降下、
溝渠塧満、当此之時、ボウ霈妄行、聖人不能復図也、
此絡脈満塧、諸経不能復拘也。


<現代語訳>
奇経八脈は正経十二経と拘わらないと言うが、
これはどういったことなのか。

答え。
陽維脈、陰維脈、陽蹻脈、陰蹻脈、衝脈、督脈、任脈、帯脈があり、
これら八脈は、正経十二経とは拘わっておらず、
そのため奇経八脈と言うのである。

正経は十二、絡脈は十五、計二十七の経気が
互いに従って上下を巡っているのに、
なぜ奇経だけは正経に拘わらないのか。

答え。
古人は河川の増水に備え側溝をつくったが、
雨が降りその側溝にも水が溢れ、河川が氾濫した場合は
古人と言えど、どうすることもできない。
そのために、正経とは拘わらない溢れたものを流す
奇経が存在するのである。


<解説>
本難では、奇経八脈が十二経の範囲内に属さず、
奇経が正経十二経と異なることを示している。

奇経は
①手経と足経の区別がなく、一部では陰経と陽経の区別がない。
(正経では手陽明経や足厥陰経など)
②内在臓腑と直接的な属絡関係がない。
③督脈、任脈以外は、独立した喩穴がない。

また十二経脈と十五別絡は、特定の経のみを巡るのではなく
相互間でいずれも貫通している。


<参考文献>
『難経解説』 東洋学術出版社
『難経鉄鑑』 たにぐち書店
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社

画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみてあげて下さい。

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