下野です。
では、今回は肺経の五回目です。

では見ていきます。
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『経穴纂要 5巻』(京都大学附属図書館所蔵)
『経穴纂要 5巻』(京都大学附属図書館所蔵)

張介賓曰
寸口之前魚之後
又医コク曰
節後散脉裏此二説為是也
呉崑曰
手足黒白肉分之処如魚腹色
皆曰魚際又張志聡曰
魚際者謂手足之白肉隆起
所有如魚腹而穴在其際

営昇按神應経魚際穴
奇兪大骨空在手大指第二節前
尖上屈指富骨節中怖
神應経魚際穴此類●

続く

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最初の一文はパット見何を言っているのか?ですが、
魚際に関する記述ですね。
魚の腹のように見える部位の経穴で魚際。
上の図で言うと魚腹と書かれている場所で
肺の寒熱が現れると言われ、
臨床上大切ですよと、
学生時代に学んだ記憶がありますね。

続きます。

アイキャッチ画像は
『経穴纂要 5巻』(京都大学附属図書館所蔵)です。

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