<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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調べものをしていたところ、
『万葉集』にも登場し、
そして日本の古代国家の基礎となった地域で
高松塚古墳で知られる明日香村(飛鳥地方)の
文化保存の為に
時の首相、国を動かした漢方医・鍼灸師の存在を知りました。

御井 敬三 氏(1918年〜71年)
和歌山県のご出身で、
視力低下から漢方医、
終戦後は大阪で鍼灸師として
多くの病治に当られていたようです。
東洋医学が飛鳥地方に伝わったことから
この地域に非常に興味を持たれたようで、
宅地開発等が進む歴史的地域を残したいとのことから
私財を投じて飛鳥地方の保存を訴え、
最終的に「飛鳥村特別措置法」という結果を残し
現在に至るようです。

どうしても医人は
治療どうこうで名を残すかどうか?
みたいな事がありますが、
日本の文化・歴史を守るという一点で
後世に名を残される方もいるのだなと
改めて知る事が出来ました。

下野

<参考資料>
公益財団法人 古都飛鳥保存財団 HP
明日香村 HP
『古代飛鳥を歩く』 千田 稔
『飛鳥の都』シリーズ日本古代史③ 吉川 真司
『飛鳥~歴史と風土を歩く~』 和田 萃

2 コメント

  1.  はじめまして。 鍼灸師です。御井先生のことを書かれていましたので失礼ながらコメントさせていただきました。
     御井先生の治療院は今も心斎橋に当時のまま残されております。先生は患者さんがドアを開けた時からどこが不調かおわかりになったとお弟子さんから伺ったことがあります。明日香村を守られたことを知る鍼灸師は今は少なく残念に思っておりますが
    このように書いてくださり嬉しく感じました。ありがとうございます。

    • amo 様

      コメントありがとうございます。
      御井先生の治療院が心斎橋にとのこと、
      そしてたまたま調べていたことで御井先生の事を知るという、
      これも何かのご縁でしょうか。
      また機会があれば、フラッとお伺いしたいものです。

      下野

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