<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
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こんにちは、大原です。
プロの将棋で注目を浴びやすいのは
主にタイトル戦やテレビ将棋などですが、
そのタイトル戦出場を決めるための対局も
注目されやすいです。

去る9月19日(土)にも
今年10月からの竜王戦というタイトル戦の
挑戦者を決定する対局があり、
羽生善治(九段)と丸山忠久(九段)の、
ベテランの棋士による勝負が繰り広げられました。

ところで羽生さんは
これまでにタイトルを通算99期獲得しており、
あと1期獲得すると100期となりますが、
ここ2年ほどはタイトル挑戦に
あともう少しというところで
敗退してしまっており、
タイトル戦出場から遠ざかっていました。

逆に最近では、藤井2冠など
羽生さん以外の棋士の活躍が目立っていることから、
「全盛期の羽生さんなら・・・」
という語り口で解説されたりすることも耳にします。

そして迎えた今回の対局ですが、
これに羽生さんが勝利すると
久しぶりのタイトル戦出場が決まり、
さらにタイトルを獲得されると
通算100期のメモリアルとなるため、
将棋ファンの中ではかなり話題となっていました。
(ちなみに私はネット中継で、ところどころ観戦していました。)

相手の丸山さんも
このような事情はもちろん承知で
やりにくかった面もあったかも知れません。

ですが、対局では、丸山さんが
序盤に勝負手「遠見とおみの角」を
少ない考慮時間で放つなど、
「この戦型はかなり研究してますが」と言わんばかりの
持ち時間の使い方で指されるなど
プレッシャーを感じさせる差し回しのように思いました。
このような心理的要素も含めると
AIのコンピュータが表示する形成判断があてにならない
難しい序中盤戦だったように思います。
ですが、終始冷静な差し回しによって終盤を迎え、
結果羽生さんが勝利し、
10月からの竜王戦出場を決められました。

この対局については
ネットのニュースでも多く取り上げられていました。
久しぶりの羽生さんのタイトル戦勝利や
通算100期獲得に期待が膨らむのと同時に、
全盛期と比べられるような最近の解説を
ご自身の努力で払拭するような結果を出されたことに
嬉しく感じられたファンの方も
多かったのではないでしょうか。

収穫の秋
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