こんにちは、為沢です。

『格致餘論』の続きを紹介して参ります。


格致餘論:大病不守禁忌論 其之一

病而服藥,須守禁忌,
孫真人《千金方》,言之詳矣。
但不詳言所以守禁忌之由,敢陳其略,以為規戒。
夫胃氣者,清純衝和之氣,人之所賴以為生者也。
若謀慮神勞,動作形苦,嗜欲無節,
思想不遂,飲食失宜,藥餌違法,皆能致傷。
既傷之後,須用調補,恬不知怪,
而乃恣意犯禁,舊染之証,與日俱積。
吾見醫將日不暇給,而傷敗之胃氣,
無複完全之望,去死近矣。


薬を服用する時は禁忌を守る必要性を
孫思邈そんしばくの『千金方』を用いて述べており、
胃気を損なっても意の向くまま禁忌を犯していると
予後が危険であることを説いております。


参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

妙見山にて
妙見山にて

為沢

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