<近日開催予定のイベント情報>
8月11日(日)に学生向け勉強会を開催します。
詳しくはこちら→https://www.1sshindo.com/blog/zenith18815/


下野です。
学生時代に、
東洋医学は学よりも術だと
言う先生もおられましたが、
患者さんの体を治すうえでは、
やはり医学の東西問わず学問も必ずおさめなければなりません。

ただ古の医学書は、
やはり多くが散々し、また時代が経つにつれて劣化していきます。
また、かつての医学論文なんかを読んでいると、
日本人は新しいものに興味を示す傾向にあり、
そちらを取り入れてしまうことがあるとかかれており、
過去に東洋医学は、
西洋医学の伝播と共に追いやられた歴史があるので、
よくよく解ります。

人の興味が移ると、
それまでの医書は勿論ガラクタ扱いされることもあり、
下手をすれば歴史上は書かれた記録はあるものの
誰も見たことがないという伝説的なものになってしまうこともあるわけで、
鍼灸の書籍ももしかしたらそうなっていた可能性もあり、
そうなれば本来の東洋医学の施療方法は勿論、
哲学なんてのも失われてしまっていたかもしれません。
またそう言った歴史が失われるということは、
古の日本人はどうやって施療をしてきたのか?という、
大袈裟な言い方ですが、日本の歴史も失われることに繋がってきます。

でもやはり世の中には、
歴史を調べ残す方々がおり、
勿論医学者の中にもそう言った方々がおられました。
その中でも有名なのが、
富士川 游先生。
富士川先生は『日本医学史』という太古からの日本の医療史をまとめられ、
その際に収集された古医書を京都大学に寄贈され、
これが現在富士川文庫として僕達もその書籍を見ることができます。

あまり世間一般には知られていないかもしれませんが、
歴代の名医だけでなく、こういった先生方がいられたからこそ、
先哲達の病治しを観ることができ、
そこから多くの病を改善させる方法を見つけることができるのです。
感謝。

『日本医学史』国立国会図書館ウェブサイトより引用
『日本医学史』国立国会図書館ウェブサイトより引用
(許可済み)

『日本医学史』国立国会図書館デジタルコレクションはこちら

下野

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