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どうも、新川です。

近所の桜です。

近所の桜が咲き始めました
近所の桜が咲き始めました

毎日通る道なので
一人お花見を楽しみたいと思います。

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さて、
ここからが本題です。
今回も「論将」篇の続きです。


【論将】


必先占其将、而察其才、因其形而用其権、
則不労而功挙。


「およそ戦いの要は必ず先ずその将を占いて、
その才を察し、その形に因りてその権を用うれば、
すなわち労せずして功挙がる。」

将の善し悪しでその軍の戦力を推し量ることができる。

敵将が頭がきれず、軽々しく人を信ずるようならば、だまして誘い出す。
貪欲で恥知らずな人物ならば、財貨によって買収する。
一本調子で変化を軽視し、策がない人間ならば、
策略を用いて奔命に疲れさせる。
敵将が富裕でおごりたかぶり、部下が貧しく不平をもっているならば、
さらにこれを助長して離間させることだ。
敵将が優柔不断で進退に迷いが多く、部下が依るべき中心を失っているならば、
おどして敗走させること。
士卒がその将を馬鹿にして本気で戦おうとせず、
帰心がみなぎっているならば、
これを包囲して逃げやすい平坦な道をふさぎ、
険しい道をあけておいて、殲滅することだ・・・

以上のように、
敵将の特性によって対処の仕方がある。

続く


参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫

参考サイト:
『呉子副詮』 国文学研究資料館HPより

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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