下積み修行中の王くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは、王です。

今回はホルモンについて少し解説します。

ホルモンとは、一般に内分泌線にある内分泌細胞から
直接血液中に分泌され、血液循環を介して
そのホルモンに対する受容体を持つ特定の細胞に達し、
微量で特異的な効果を及ぼす物質をいいます。
内分泌線には、下垂体、甲状腺、副甲状腺、
膵臓、副腎、卵巣、精巣、松果体などがあります。
消化管や腎臓は、特定の内分泌線を持たないが、
内分泌細胞を有し、ホルモンを分泌します。
また視床下部のある種の神経細胞もホルモンを分泌します。

ホルモンは化学構造の違いによって3種類に分類されます。

①ペプチドホルモン :数個から数百個のアミノ酸よりなるペプチド(水溶性)で、
大多数のホルモンがこれに属します。

②ステロイドホルモン:ステロイド格をもつ脂溶性のホルモンでコレステロール
から生成されます。副腎皮質ホルモンと性ホルモンがあります。

③アミン類     :アミノ酸より生成されるホルモンで、カテコールアミン(水溶性)と
甲状腺ホルモン(脂溶性)などがあります。

ホルモンは、分泌量が過剰となっても不足しても生体に障害が生じる。
ホルモンの分泌量および血中濃度は種々の機構により
一定の範囲に保たれています。多くのホルモン分泌は、
上位ホルモンから下位ホルモンへと階層性に支配されています。
例えば、視床下部から分泌されるホルモンによって、
下垂体前葉ホルモンの分泌が調節されます。
さらに下垂体前葉ホルモンによって、
下位の多くの内分泌腺からのホルモン分泌が調節されます。
副腎髄質、膵臓、消化管などの内分泌細胞から分泌されるホルモンは
自律神経による調節を受けます。
そのほか、血糖値や血中カルシウム濃度など血液中の成分の変化が
直接内分泌腺に作用する場合もあります。

多くのホルモンの血中濃度は外に概日リズムを示します。
たとえば、副腎皮質ホルモンの血中濃度は活動に先立って早朝に高まり、
信也に最も低くなります。
このリズムは、急に睡眠時間をずらしたり徹夜をしたりしても保たれますが、
夜勤の生活を長く続けていると、活動のリズムに適応して、
夕方増加するようなリズムに変わってきます。
また、血中のカテコールアミンは、昼は高く夜の睡眠中に低くなります。

次回はホルモンの主な作用について書いていきます。


参考文献:

『生理学』 (医歯薬出版株式会社)

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