【心斎橋本院 開院のお知らせ】
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どうも、新川です。

お正月休みの計画をたてていると、
なんと!1月1日から「海遊館」が営業していると聞き、
行って来ました。

元旦から海遊館へ 幻想的なクラゲ展
元旦から海遊館へ 幻想的なクラゲ展

海遊館といえばジンベイザメですが、
この日は
「海月銀河」と題したくらげの展示がされており、
光の演出もあいまって空間が幻想的な雰囲気に包まれておりました。

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さて、
ここからが本題です。
今回は「治兵」篇の続きです。


【治兵】
この篇のテーマは、
「兵の統率」に関してであり、
いかにして兵士のやる気を起こさせ、
戦いやすい状況をつくれるかが記されている。

武候がたずねた。
「戦争の勝利は何によって決めるのであろうか?」

呉起はこたえた。

以治為勝

治をもって勝となす 

「法令が明確でなく、賞罰が公正を欠き、
停止の合図をしても止まらず、進発の合図をしても進まなかったならば、
百万の大軍があったとしても何の役に立ちましょうか。」

「治」とはなにか

平生においては秩序正しく礼が行われ、
いざとなれば威力を発揮し、進めば誰も阻止できず、退けば誰も追い得ず、
進退は節度があり、左右はたちまち合図に応じ、
連絡を断たれても陣容を崩さず、散開しても隊列をくずさない。
将兵が安危を共にし、結束していて離間させることはできず、
いくら戦っても疲労することはない。

このような軍は、向かうところ敵無しです。
これこそ“父子の兵”とうべきでしょう。

まさしく、
この篇の主題である
「治兵」の極意が語られている一節といえる。

続く


参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫

参考サイト:
『呉子副詮』 国文学研究資料館HPより

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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