<近日開催予定のイベント>

「素問を読もう!」勉強会のお知らせ
毎週火曜19時~ または 毎週木曜13時~ (途中からの参加も可能です。)


「道を行う者は、
固より困厄に逢うものなれば、如何なる艱難の地に立つとも、
事の正否、身の死生などに、少しも関係せぬものなり。
事には上手下手あり、物には出来る人出来ざる人あるより、
自然心を動かす人もあれども、人は道を行うものゆえ、
道を踏むには上手下手もなく、出来ざる人もなし。
故にひたすら道を行い、道を楽しみ、
もし艱難に逢うてこれを凌がんとならば、
いよいよ道を行い、道を楽しむべし。
予、壮年より艱難という艱難に罹りしゆえ、
今はどんな事に出会うとも、動揺は致すまじ。それだけは仕合せなり。」

西郷 隆盛


どうも下野です。
久しぶりに大河ドラマを見ました。
今は日本人が好きな偉人の一人である西郷さん。
明治維新の枢要な人物であり、
そして謀反人とされながらも
その人柄を愛す人達の尽力により
名誉を回復された人物です。

明治維新の後に
文明開化が起こり、
日本は西洋化に進みましたが、
維新を起こした
西郷さんが定義した文明とは違った方向に
進んでしまったようです。

冒頭の文は
『南州翁遺訓』に記録されている
西郷さんがの言葉です。
現代の日本・私達日本人をみてどう思うのでしょうか。

海

<参考文献>
『西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 』 岩波文庫
『代表的日本人』 岩波文庫
 
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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