<近日開催予定のイベント>
9月10日(日):【第三回 一般向け東洋医学養生講座】


こんにちは、為沢です。

前回、気には6つの作用があると解説しました。
今回より それぞれの作用について解説に入ります。

と、その前に!
形はないが気は物質であるという概念を前回解説しましたが、
気にはもう一つの概念があります。
これを説明しないとそれぞれの作用についての解説ができないので
こちらを先に説明します。

もう一つの概念というのは、
気には活動性・運動性があるということです。
気っていうのは動きます。
上に昇ったり、下に降りたり、体から出たり、入ったり、
自由自在に動きます。
専門用語で言うと「昇降出入しょうこうしゅつにゅう」といいます。
この活動性・運動性があるために作用する働きがあるわけです。

気の概念をまとめると
形のない実体ある物質であると同時に活動性・運動性がある
という2点を頭に入れておいて下さいませm(._.)m

 


参考文献:
『やさしい中医学入門』
『中医学の基礎』 東洋学術出版社
『イラスト図解 東洋医学のしくみ』 日本実業出版社
『基礎中医学』 燎原

為沢

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