※鍼灸専門家用の記事です。
舌の写真が展開されるので見たい方は
“続きを読む”へお進み下さい。
舌の写真など見たくないぞという方はご遠慮下さい。

高血圧きつく、手足の痺れを伴います。
随伴症状:高血圧
既往歴:甲状腺機能亢進症
舌色:紅コウ舌+色褪せ
舌苔:無苔気味
証:肝陽上亢証
血圧が上昇する時には
紅が非常にきつくなり、なまめかしい色を
呈してますが、それが落ち着いてきたものです。
この舌を見ても紅味がきつく思えるかも
しれませんが肝陽上亢が進む時は
もっと紅がきつくなっておりました。
この舌は右に偏って出ているのも特徴的ですね。


舌写真 6:9
                   6/9 撮影
高血圧、手足の痺れの舌診画像/大阪 鍼灸院(豊中市 吹田市) 一鍼堂
                  6/15撮影
一見違う人のように見えますが同じ方の舌です。
紅コウが薄くなると同時に
唇や顎の暗みが大分改善されて非常に血色が良くなっています。
これは腎気が建った事を物語っています。
84歳とご高齢ですが、
顎を候うと色だけではなくしわも減っているのがわかります。
血圧も上が180程あったものが
130前後で安定し、よくお散歩もされるようになりました。
右への舌の歪斜もましですね。

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