昨日から私、耳鳴りがいたします。
ポコッと音の世界に迷い込んだかと
思う様に一瞬音が聞こえなくなり、
キーーーーン と始まります。
一鍼堂には耳鳴りの患者さんも多いので、
その辛さがよくわかりました。
医者の不養生と言う言葉がありますが、
やられっぱなしではいかんので、
日頃の生活(最近寝不足が続いております)を見直すと同時に、
耳鳴りの対処方を身をもって体験しようと決めました。
明らかに、肝、腎からきているものなので、
配穴は太衝、太ケイ。
肝気の昂ぶりを引き降ろし、腎を助けることでしっかりと繋ぎ止めさせました。
今日は、お蔭様で耳鳴りが起こらずに済みましたが、
こんなんじゃいかんですね。
反省いたします。


鍼灸師の方へ:
耳鳴りは今回の私のパターンのようにキーンと肝気が衝がり、
起こる場合もありますが、
湿が耳を塞ぎ、閉塞感を伴い起こる場合が意外と多いです。
この場合はきちんと湿痰を捌かないといけないので一工夫必要です。
手足の陽明経に邪実を表している事が多いので、
だまされたと思って診てみて下さい。

2 コメント

  1. さすが食医のさんですな。
    耳鳴りは治りました。
    的確なご指導ありがとうございます。
    masaさんの食膳は聞いていてわくわくします。
    その食材一つ一つに流れと目的意識があるからでしょうね。
    masaさんに薦めていただいた本がまだ買えてません。
    すいません。
    早く買いに行っていろいろ教えてほしいんですが。
    いつもありがとうございます。
    ここでの香辛料は内熱を生じさせると考えてらっしゃるんですか?

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