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こんにちは、為沢です。
張仲景の古医書『傷寒論しょうかんろん』の解説です。

今回の傷寒論は弁厥陰病脈証并治 三百六十九章。
この章では、正虚邪実の敗証について詳しく述べております。



傷寒不利、日十餘行、脉反實者死
厥陰病で1日に数十回も下痢をすれば、
陽気は既に脱しているので、脈は沈を示す。
しかし堅実で柔和性を失った脈を示せば、
正気が虚衰して邪実に勝てないため予後は不良である。

提要:
正虚邪実の敗証について

『現代語訳 宋本傷寒論』訳を使用:
傷寒の病に罹って下痢し、その回数は日に十余回に及び、
しかし脈証は予想に反して有力であれば死証である。


参考文献:
『現代語訳 宋本傷寒論』
『中国傷寒論解説』
『傷寒論を読もう』
『中医基本用語辞典』   東洋学術出版社

『傷寒論演習』
『傷寒論鍼灸配穴選注』 緑書房

『増補 傷寒論真髄』  績文堂

『中医臨床家のための中薬学』
『中医臨床家のための方剤学』 医歯薬出版株式会社

生薬イメージ画像:為沢 画

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

為沢

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