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下積み修行中の盧のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


又曰
陰之所生、本在五味;陰之五官、傷在五味。
至于五味、口嗜而欲食之、
必自裁制、勿使過焉、過則傷其正也。

謹和五味、骨正筋柔、気血以流、
腠理以密、如是則骨気以精、謹道如法、長有天命。
平人気象論曰
人以水谷為本、故人絶水谷則死、
脉無胃気亦死、所謂無胃気者、非肝不弦、

腎不石也。
歴現諸篇而参考之、則元気之充足、
皆由脾胃之気無所傷、而後能滋養元気;

若胃気之本弱、飲食自倍、
則元気亦不能充、而諸病之所由生也。

訳:
また(素問・生気通天論)は「陰が生み出される源は、五味にあります。
陰の官(五蔵)は、五味の過多によって傷られます。」といいます。
五味(を取り過ぎて)極まると、口が寂しくなり食べたくなるが、
必ず自分で抑えなければならず、食べ過ぎてはならない。
食べ過ぎると正気を傷るのである。
五味のバランスに気をつけていれば、骨はまっすぐとなり、
筋は柔らかく、気血は流れ、腠理は密になる。
このようであれば骨気は清らかになり
自然の法則に従い、天命を得ることが出来る。

平人気象論では
「人は水穀を本とする。そのため水穀が絶てば死に、
また脈に胃気がなければ死にます。
なので胃気がない者は、肝(の脈)ならば(微)弦脈にならず、
腎(の脈)ならば(微)石脈にならない」と言います。
昔から今までの書物を見てみると、元気がしっかりと満ちていれば
脾胃の気が傷つけられることはないので、元気を養うことができ、
もし胃気がもともと弱く、飲食の量が多ければ、
元気が満ちる事が出来ず、いろいろな病が生じるのである。

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参考文献

『脾胃論』人民衛生出版
『黄帝内経三家注』霊蘭書院
『黄帝内経素問(上)』東洋学術出版

夜の京都にて
夜の京都にて

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