小堀
小堀

「2階入口にあるブナと、
1階入口の黄梅の剪定をさせて頂きました。
剪定時期ではなかったため、
朽ちた枝と葉を除く作業に留めたのですが
一部分だけ枝葉まで栄養が届いてなかったりするのは何故だろう?
と考えていくと、光の当たり方、土の状態など、
様々な角度から考えることが求められ、
とても勉強になりました。

ひとつひとつ取り除くごとに
新たな切るべき枝や葉がみえてきたり、
近くでみる景色と一歩引いた時の見え方の違い、
枯れ枝といえども芯に意識をもって刃をいれないと
なかなかきれなかったりと、臨床と通じることばかりで、
負担をとって伸びていけるようにと鋏をいれました。

それからいつも思うのは、
葉っぱの伸び方ひとつにしても、
きちんと太陽のあたるところにお互いが配慮するように伸びていて、
朽ちた枝の先に新しい枝がきちんとのびてきていたりと
植物の賢さに感嘆してしまいます。
機会を与えて頂きありがとうございました。
今回は景観としてバランスのとれた美しい仕上がりには
なかなか届きませんでしたが、また経過を観察して、
臨床につなげて参ります。」

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