2013/01/26 → 2013/01/27

頭痛がきつく、咽閉もあり、
長い会話も困難な患者。

本に脾腎の虧損をみて、
それに伴う気滞と生虚が諸症を引き起こしていると
考察し、それを助けるように処置。
一診にて症状かなり緩解し、
舌象にも変化が出ているので公開としました。
邪が大分捌けましたが、
今度は気虚のような舌をしておりますので、
(本来の生気の弱りかな? ちなみに清熱などの法は行っておりません。)
これより微調節して生気を建てて参ります。

脈、濡虚にしてその中に渋を含む、
腹もやはり相応の虚の所見あり。
治療穴は独自のものゆえ、穴名無し。
鍼は脾腎が救われる場所に向かう。
では、
何故この処置において
舌の赤みが取れているかというと、
患者、症状緩解に大いに喜び
気鬱化火したものが
精神的にほぐれることで捌けたものと観ている。

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