<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
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どうも、新川です。

『診病奇侅』
「通腹形證」の項より。


「腹の痞を手にて按すに、
水に浮たる物をいろふ如く、
手に随て動く痞あり、
是證病人當分見かけよしといへども、
遂には死證となる。
知らずんばあるべからず、(玄仙)」
(『診病奇侅』医道の日本社 より抜粋 )

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津田 玄仙(1737年〜1809年)
江戸時代後期の医師。
岩代の国(現在の福島県)桑折村に生まれ、
白河藩の藩医であった父津田玄琳に医学を学び、
水戸に出て芦田松意に学び、
その後京都で饗庭道庵に学んだとされる。
後に田村家に入り、田村玄仙と名乗る。
主な著書に『療治茶談』、『勧学治体』、『療治経験筆記』などがある。

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上記は
『療治茶談』の“腹診秘訣”の項に記載を見る。

そちらを見ると、
最後の一文「遂ニハ死症トナル療治ヲハヤクコトハルベシ
とあるが、いずれにせよ、
診立てを間違うと致命的となることが分かる。


《参考文献》
『診病奇侅』医道の日本社

《参考URL》
『療治茶談. 初,後,[3]-4,勧学治体,5-6,続編,続編附録 / 津田玄仙 述 』
早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ya09/ya09_00508/index.html


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