<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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東洋医学の経典より学ぶ五行臓腑配当は

木 火 土 金 水
肝 心 脾 肺 腎

となり、
これは東洋医学が東洋哲学・思想を
礎にしているというのはご承知のところだと思います。
ただ面白いことに五蔵配当に関しては
年代・書物により異なっており、
下記のようになります。
(木・火・土・金・水の順で記しています。)

『管子』
脾 肝 心 腎 肺

『五行伝』
脾 肺 心 肝 腎

『淮南子』「時規訓」
脾 肺 心 肝 腎

『明堂』
脾 肺 心 肝 腎

『礼記』
脾 肺 心 肝 腎

『呂氏春秋』
脾 肺 心 肝 腎

『説文』
脾 肺 心 肝 腎

『太玄経』
脾 肺 心 肝 腎

『淮南子』「墜形訓」
肝 心 胃 肺 腎

『白虎通』
肝 心 脾 肺 腎

『黄帝内経』
肝 心 脾 肺 腎

東洋医学の五行と一致するものは『白虎通』ということになり、
当時の時代背景、思想により変化していることが
十分に考えられるわけですが、
「東洋医学」という概念(書物でいうと『素問』あたり)が発生した
以前よりも蔵の考えがある言うことは
やはり医学としても、『素問』より以前のものが
存在したということを意味するのではないでしょうか。

下野

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