こんにちは、大原です。

『脱・筋トレ思考』出版社:ミシマ社
『脱・筋トレ思考』出版社:ミシマ社

スポーツのパフォーマンスの向上のために
筋トレをするという方は多いと思いますが、
この本は
筋トレを重視する現代の風潮に疑問を投げかけています。

具体的には、
筋トレをすることによって身体が重くなり
俊敏な動きがしにくくなるなど、
元ラグビー日本代表であり
今は指導者である筆者の体験もふまえ、

・本当に筋トレによってパフォーマンスは向上するのか?
・なぜ筋トレは、しないよりもした方が良いと広く認識されているのか?
・そもそもスポーツの目的とは?

といった疑問に対する
筆者の見解が書かれています。

そもそもスポーツの目的は、
今までできなかったパフォーマンスができるようになることや
身体を動かすことで健康を保つことであり、
スポーツが競技となってその優劣に順位をつけることにより、
パフォーマンスのコツや感覚を大事にするよりも
画一的なトレーニングである筋トレをすることの方が、
競技上で
その順位をてっとり早く上げるということにつながってしまったり、
また、ケガや不調があっても
無理をして出場して悪化させてしまうということにもつながって
健康を保つという本来の目的から
かけ離れてしまうと述べられています。

この本を読んで、スポーツ競技において、
順位が目的になってしまう弊害について
考えるきっかけになりましたが、
鍼灸についても、
学校で成績がつけられて
その優劣がつけられることと
何かしら共通点があるようにも思えました。

学校で良い成績を取ることは
悪くないことだとですが、
良い成績を取るために勉強する過程が大事だと思います。
極端にいうと
点数をとること自体が目的になってしまったり、
鍼灸の技術を上げることが
おろそかになってしまったりしては、
順位で優劣をつけてしまう競技スポーツと
同じ問題が出てくるように感じました。

この本は
スポーツの指導に携わっている方はもちろん、
何かスポーツを始めてみようという方、
久しぶりにスポーツを再開しようという方、
この冬に筋トレをして
身体作りをしようと考えている方などに
おすすめです。


『脱・筋トレ思考』 ミシマ社
ミシマ社の書籍紹介ページはこちら
→https://mishimasha.com/books/datsukintore.html

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here