お盆も休まず仕事漬けだったので、
先日の火曜日を1日ゆっくりと休ませて頂きました。
(私、林の予約です。一鍼堂は通常の営業しておりました。)
遠出しましたが、
鍼は持ち歩かないと気が済まないのでいつも通り
綿花から鍼から治療に使うペンまで一式をカバンに入れていると、
案の定 行きの飛行機でのX線検査で引っかかり、
「金属の棒状の物を出しなさい」と言われ
説明するのが大変でした。
特に刺さずにかざす鍼。
古代の鍼でテイ鍼と言うものですが、
素人が見ると ただの金属の棒。
これもれっきりとした仕事道具でして
大事な相棒です。
ようやく通してもらって
旅行先で一時の安らぎ。
そして、
帰りにやはり
X線検査にひっかかり
「金属の棒状の物」
を出して下さいと
全く同じ事を言われて、全く同じ説明をしました(笑)
本日から心機一転して現場に戻っています。
鍼と灸と共にがんばります。
スケジュールの変更など、
ご協力頂いた患者様に感謝申し上げます。
 鍼師 林玄一

5 コメント

  1. いつも、楽しく拝読させて頂いてます。
    始めの頃は意味不明、漢字も読みづらく
    『実(じつ)』を(み?)などと読んでいた
    ド素人ですが、日に日に鍼の魅力に
    引き込まれていってます。何時もポケット
    に鍼がある林先生は、どんなきっかけで
    鍼に魅了されたのですか?差し支えなければ
    ぜひお聞きしたいのですが…。

  2. 僕にとって鍼を持つ意味というのは
    苦しみを埋めるためでした。
    小さな頃より、
    孤独感がいつもありました。
    もちろん、
    FAN FANさんと同じように
    友達もいましたし、恋人や家族もいましたが、
    なにをしていても何か物足りなかったのですね。
    周りと同じように振る舞ってみても
    心の中では楽しめず、
    本を読みふけってみたり、
    坊主のように欲望から遠ざかってみたり
    いろいろな事をしましたが 
    孤独感、虚無感は決して消えませんでした。
    それを埋める為に鍼を持ち続けました。
    鍼を持つ先に光というか
    なんというか仏性のようなものを感じたからです。
    それを追い求める内に、
    幼少時代に すでに その一体感を感じていた事を
    知った。
    というか思い出したのですね。
    そこに行きたくて いつまでもそこにいたくて
    ずっと鍼を持っています。
    これからもそうだと思います。
    わかりにくくて すいません。
    正直に書きました。
      はやし

  3. 心の中を、こんなに正直に語られる
    先生の『強さ』に圧倒されています。
    鍼のお話を超えてしまいましたね。
    脱線ついでにもう一点だけ質問、
    お話の中で『~思い出した』と
    ありますがどういう事なのでしょうか?
    気になります。
    あつかまし過ぎですか?すみません。

  4. 子供の時に宇宙と一体になる感覚が
    時折ありました。
    当然、宗教観も宇宙という概念もなく
    独特の感覚もみんな同じだろうと思って
    自分が変わっているとさえ
    疑いもしませんでしたので 気にもしませんでした。
    この感覚については言葉でうまく表現出来ません。
    また、言葉にしてはいけないような気もします。
    修行する先にある感覚と
    あの時の感覚が実は同じものであること
    が僕には直感的にわかります。
    ただ それだけです。
    返事が遅れてすいません★
      林

  5. 先生独自のご体験なのですね。
    全宇宙をとりまくキラキラしたパワーに感謝!
    一鍼堂さんを通して、沢山の方が癒されることを願ってます。
    また、愚問にもかかわらず誠実にコメントしてくださり、
    ありがとうございました。

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