鶏眼(けいがん)

現代で言う「うおのめ」に相当する。
脚に熱を籠もらせた状態で水につけたり、
風寒を感受したり、
気血が凝滞して発生すると考えられている。

その特徴は
大豆大の堅実な丘疹であり、
手の平や足裏に好発する。

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下野です。
2週間程前に、
歩く度に左足底部に激痛がはしり、
なかなか思うように歩けない
ことがありました。
症状と患部を確認したところ
「うおのめ」が出来ており、
想像以上の痛みに
皆が「痛い」という気持ちが分かりました。

でも治療家としては良い機会でしたので、
患部に鍼で刺激を与えてみたり、
時には灸を据えてみたり、
日々のように弁証で治療したり
という治療面と、
普段は摂らない刺激物を食べてみたり、
長時間歩いたり、
長湯したりと
私生活で症状に変化があるか
色々と検証をしてみました。

ラクになるだけではなく、
痛みが悪化したり、
膿のようなものが出て来たりと
良い勉強になりました。

これが臨床の場で生きるように、
これからも勉強していきます。


<参考文献>
『症状による 中医診断と治療』 燎原書店
『中医病因病機学』 東洋学術出版社
『中医診断学ノート』 東洋学術出版社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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