下積み修行中の冠木のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは、冠木です。
先日、学校の友達と十三にあるcafeに行ってきました。
内装も山小屋のような感じで、とても落ち着きました☆
ティラミスパフェ美味しかったです。


↓こちらがHPです(^^)
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熟地黄

熟地黄『中医臨床のための中薬学』より
熟地黄『中医臨床のための中薬学』より

[性味] 甘・微温
[帰経] 心・肝・腎

養血薬 (補血薬・益血薬)
●血虚を改善ずる薬物であり、肝血虚・心血虚に適する。
血は人体を構成し、生命活動を維持する重要な物質であり、
脈中を流れて全身に輸送され、人体の各部位を滋養・滋潤している。

血虚の原因として、

1,生血不足
脾胃虚弱のために化源が不足して起こるものが多い。
また瘀血により新血が生じないために起こるものもある。
2,耗血過多
各種の出血後、新血が一時的に補充できないために起こるものが多い。
又は、久病や七情過度のために陰血を消耗して起こるものもある。
3,蔵血機能の障害
肝の蔵血機能に障害が起こり、局部が血の濡養を受けられなくなって起こるものがある。

血虚の一般症状
全身の気が不足し、その濡養作用が低下し、
しかも局部の症状が顕著でない。
例えば、顔色につやがない・口唇や爪が蒼白・頭のふらつき
目のかすみ・四肢の痺れ・眩暈
動悸・不眠・健忘・月経周期の延長などがみられる。

また、陰虚を兼ねるときは、滋陰薬と共に使用する。
気虚を兼ねる時や、補血薬だけでは効果がないときには、
補気薬を配合して「補気生血」するのがよい。

[効能と応用]
①補血調経
血虚による顔色につやがない・頭のふらつき・眩暈・動悸など
☆四物湯
[効能] 補血調血
[主治] 肝血虚・血滞
[病機]
出血などにより肝血が不足し、営血虚滞を引き起こした状態である。

②滋腎益精
腎陰不足の腰や膝がだるく無力・遺精・潮熱・盗汗など
☆六味地黄丸
[効能] 滋陰補腎・瀉火
[主治] 腎陰虚・火旺
[病機]
腎精不足と虚熱の病態である。

熟地黄は甘温で味が厚く柔潤であり、滋陰養血するだけでなく
生精補髄生骨し、補益肝腎の要薬である。

[使用上の注意]
消化が悪いので、脾虚有湿・痰多気滞・食少便溏には用いない。


参考文献:
『中医臨床のための方剤学』
『中医臨床のための中薬学』 医歯薬出版株式会社
『中医弁証学』 東洋学術出版社

※画像や文献に関して、
ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。

冠木

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