こんにちは、本多です。
早いものか、遅いものか、
2013年も5ヶ月が過ぎようとしています。
季節はもうすぐ夏、
夏と言えば蟬。
無理矢理蟬に繋げましたが・・(笑)
今回は蟬に関して書きました。


去年の夏、
ある晩に珍しいものを見かけました。
団地内の外壁に蟬の幼虫がよじ登り、
成虫へと生まれ変わる場面で、

蟬の画像
(↑【閲覧注意】蟬の抜け殻です。苦手な人はクリックしないで下さい)
多分、あぶら蟬だったと思うのですが、
パックリと割れた背中から真っ白な身体を出し、
湿気った翅を乾かして飛び立つ準備をしていました。
10分程見入っていたのですが、
さすがに飛び立つまでは見れませんでしたね(苦笑)

翌朝、確認してみると、抜け殻だけが残っていました。
乾燥途中で落ちてしまってはいないかと地面も見ましたが、
姿はありません。
無事に飛び立ったようです。

ここで蟬の生活について少し。
品種(約3000種)にもよるようですが、
幼虫期の生活(地中)が約7年(長いものでは約17年)、
成虫期の生活(地上)が約1ヶ月(長いものでは約2ヶ月)
蟬にもご長寿の養生法などがあるんでしょうか・・
調べていて疑問に思ったのですが、
地上での寿命は1週間くらいなのでは?
しかし、実は平均して一ヶ月程度はあるようで、
人が観賞用にと捕まえて、カゴの中に入れてしまった場合で約1週間となるそうで、
見られることにストレスを感じて短命になるんだとか。  ( ゚д゚)ァラヤダ
因みに暑さにもストレスを感じ、
夏でも比較的気温の低い朝夕に行動するようです。

地中での生活に比べて地上の生活は短いことから
人からは
「7年もかけて地中から出てきて、すぐ死んじゃうんだから可愛そうに・・」
と言われたりしますが、
蟬からすれば
「わしらは地中で満足しとる」
という感じかもしれません。
実際、地上は繁殖の為だけの世界のようなので、
地中での姿が本来の姿なのかも知れないですね。

僕が見かけた蟬がどうなったのかは分かりませんが、
あの日見かけた抜け殻が数ヶ月経った今でも、
パックリと割れた背中をそのままにして残っています。
雨の日や風の日、
雪の日や夏の暑い日にもとれない、
丈夫な殻をもっています。
命はないのに抜け殻だけが残っているのが、
何だか不思議です。

今後いつまで残るのか、
楽しみに見ておきます☆


蟬の抜け殻について、
漢方では蟬退といわれている。

蟬退(せんたい・ぜんたい)
クマゼミの仲間をはじめとする、比較的大型セミ類の羽化後の抜け殻。
甘寒で肝肺に帰経する。
[性味]甘・寒
[帰経]肝・肺
[効用]疏風散熱・利咽開音・透疹止痒

難しいことが書いていましたが、
簡単に言うと肝経と肺経の熱を冷ますということになりそうです。
結果的に、
熱による咽の痛み・蕁麻疹や湿疹による皮膚の痒みを抑える
ことができます。


参考文献:
『中医臨床のための中薬学』  医歯薬出版株式会社

本多

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