<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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1247年、
中国は南宋時代に
当時の司法に従事した宋慈という人物が書いた
『洗免集録』という検死録が登場します。
これは世界最古の法医学書とも言われており、
日本では
この書を基にした『無免録』が
江戸時代に伝わりました。

では話を『洗免集録』の書かれた
南宋時代に戻します。
古医書にかかれた治療は、
時代によっては庶民も受けていたでしょうが、
多くが身分の位が高い者達が
受けていたと考えられ、
鍼・灸・湯液が
どれほど受け入れられていたのか?
というのが医書だけではよくわかりません。

しかし一般人も対象とした
『洗免集録』を見てみると、
「屍・・・灸瘢有無」と
”灸”の文字が記録として残っており、
庶民にも灸治療が行われていたのがわかります。

また真柳誠氏によると、
さらに時代が古い
紀元前の秦代に書かれた
『封診式』にも”灸”(当時は久と書く)とあり、
秦代には庶民の一般治療が灸であったのでは?
と考えられています。

下野

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