<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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こんにちは、為沢です。

“東洋医学”と聞くと
難しそうなイメージを持たれることが多々ありますが、
実際に生活していて東洋医学や東洋思想由来(であろう)
よく使われている諺をここで簡単に紹介します。

 

肝腎要
現代では”肝心”と表現されることが多いですが、
昔は肝と腎で、肝腎と表現されておりました。
“非常に大切なこと”という意味で使われておりますが、
臓腑の中でも、肝と腎は非常に重要な役割を担っていることから
由来された諺です。
他にも”肝要”や”肝腎”も同じような意味で用いられております。

 

心血を注ぐ
“心身の力をありったけを尽くして行うこと”
という意味であります。
人体で最も重要な器官はしんですが、
その心を栄養する大事な血を他に注ぐほど
死力を尽くすという意味なので
相当な覚悟で臨んでいる意味になりますね。

 

目は口ほどにものをいう
“情のこもった目つきは、
口で話すのと同じくらい気持ちを表現する”とう意味ですが、
東洋医学でも実際に眼に宿るしんを診るので、
神の有無を診ることでその人の状態を診ます。
語らずとも、眼を診て感じ取ることが大事です。

 

腑に落ちる
正確には”胃の腑に落ちる”という諺のようですが、
納得がいく様子を意味します。

本来は口から食した飲食物(水穀)が胃の腑に落ちて
消化し体を栄養する気血が作られるわけですが、
気滞などの影響で水穀がうまく胃の腑に落ちないことがあります。
ただ、合点がいくことで気滞が散り
水穀が胃の腑に落ちる状態に調ったことから、
「納得がいく=胃の腑に落ちる」
という意味になったように思えます。

 

病は気から
以前、ブログで紹介させていただいたので
↓こちらを参照してみてください☆
【ことわざ】病は気から

他にも
「良薬口に苦し」
「風は万病のもと」
「胆が据わる」
「肝を冷やす」
「肝に銘じる」
「度肝を抜く」



etc

まだまだ挙げればキリがないですが、
普段何気なく使っている言葉に東洋医学が垣間見えます。
こういった身近な言葉から意味を調べてみて、
もっと奥深く勉強してみるのも面白いですよ☆

梅の花
梅の花

近所の公園にて。
梅の花が咲いてました⭐︎

為沢

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