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下野です。
脈学の重要な書籍となる王叔和の『脈経』。
“脈”について重要な書籍というだけでなく、
小曾戸 洋先生らによる『脈経の研究(第1報)』で紹介されているのですが、
経絡の概念や治療法等にも言及した重要な医書であると言うことです。
今回参考にした書籍は
『脈経』仿宋何大任本となり、明代に作られたものになります。


『脈経』巻一
脈形状指下秘訣第一 二十四種
浮脉挙之有餘按之不足 浮於手下
芤脉浮大而軟按之中央空両邊實 一曰手下無両傍有
洪脉極大在指下 一曰浮而大
滑脉往来前却流利展轉替替然與数相似 一曰浮中如有力 一曰漉漉如欲脱
数脉去来促急 一曰一息六七至 一曰数者進之名
促脉来去数時一止複来
弦脉挙之無有按之如弓弦状 一曰如張弓弦按之不移 又曰浮緊為弦
緊脉数如切縄状 一曰如轉索之無常
(続く)


『脈経』 北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部, 日本内経医学会
『脈経』 北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部, 日本内経医学会

縮印されたものですが、非常に見やすい書籍です。
ありがとうございます。


<参考文献>
『脈経』 北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部, 日本内経医学会
『脈経の研究(第1報)』 小曾戸 洋, 谿 忠人, 久保 道徳, 有地 滋

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