こんにちは、大原です。
今回はまったくの趣味(将棋)の記事になります。

はじめに、最近の将棋界の動向をまとめてみます。

昨年末に平成生まれの豊島将之とよしままさゆき名人が
竜王のタイトルを奪取し、
2つのビッグタイトルを1年で獲得されました。
なので世代交代を
完全な流れにしたかと思えば
このお正月のある将棋イベントの公開対局(非公式戦)で
羽生永世七冠が豊島竜王名人を負かし、
まだ若い世代には負けられないという
羽生さんの底力のようなものを拝見しました。

さらに昨年は、
46歳で初めてのタイトルを獲得された木村一基王位や、
2017年にスランプだった渡辺明さんが
盛り返して好調を維持され
昨年は3つのタイトルを保持し8割の勝率、
また、2つのタイトルを獲得した永瀬拓矢さんなど、
活躍が目立った棋士が多くいらっしゃいます。

王将のタイトル挑戦まであと一勝というところで
たった一手の終盤のミスで負けてしまった
藤井聡太七段は、
話題になった2017年の29連勝とまではいかないまでも
やはり高い勝率を残しており、
注目の棋士であることは間違いありません。

さて、ここからが本題のようなかたちなりますが、
昨年末に、本田けい五段という、
まだ棋士になって1年ほどの若手棋士が
なんとタイトル挑戦を決めました。
史上初の快挙で、
この2月から行われる
棋王戦という5番勝負に出場され
渡辺棋王との対戦が注目されます。

藤井聡太さんは
将棋のテレビや一般のイベントに多く出演されている報道が多く、
若手棋士の中では
話題性が一番強い印象を受けますが、
本田奎さんなど
今までの記録を塗り替えている棋士が
ここ1年ほどで多くいらっしゃいます。

ちなみに本田奎さんの将棋を
インターネットの生中継で拝見してました。

タイトル挑戦を決める将棋は
持ち時間が5時間ほどあり、
一手に考える時間が非常に長くなるのですが、
年末に拝見していた将棋は
相手の棋士ももちろん強く、
形成は五分五分で
「どちらが勝つのだろうか?」と、
指していない間の30分や1時間などの長い時間でも
ついその中継に見入ってしまうものでした。
次の一手を指すまでの時間、
目を離せない緊張感が特にこの将棋には
漂っていたように思います。

コンピュータの将棋の強さも気になりますが、
今年もプロ棋士の方の将棋が楽しみです。

上の後手が本田圭五段で、今5六歩としたところ。この手が厳しく後手が勝ちとなり、棋王のタイトル戦出場を決めたのでした。
上の後手が本田奎五段で、5六歩としたところ。この手が厳しく先手に受けがなくなり、後手が勝ちました。史上初の棋戦参加1期目でのタイトル戦出場を決めたのでした。(2019年12月27日 第45回棋王戦出場挑戦者決定2番勝負106手にて後手勝ち)

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