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どうも、新川です。

芳醇な香りの先に
芳醇な香りの先に

少し離れたところからでも、
十分に感じ取れるほどの香りを放っていました。

クチナシの花。
調べると、ジャスミンの香りがするとのことです。
なるほど。

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さて、
ここからが本題です。
今回から尉繚子「天官」篇が始まります。

尉繚子とは・・?
著者は秦の始皇帝に仕えた
兵法家尉繚うつりょうとされる。
尉繚は、りょうの国の人だが、
秦が天下統一する16年程前に、
秦の始皇帝(当時は秦王政)を訪れ、
諸国の対秦同盟を未然に防ぐ策を説き、厚遇を受けた。

本書の特徴として、
「戦争自体は悪であり、好ましくないもの」という前提に立つが、
大義名分があきらかな場合は、攻撃を行ってもかまわないとする。
基本、民衆が先を争って命を投げ出すことはないが、
自らの生活を守る為、しいては正しい政治が行われる為であれば、
その身を投げ出すであろうという考えが中心にある。
そのため、本書は人間本位の兵法書といえる。

『漢書芸文志』には、
『尉繚三十一篇』とあり、現存するものは二十四篇である。


【天官】

梁の恵王が尉繚子にたずねた。
「黄帝の刑徳の説に従い吉凶を判断して戦えば、
百戦百勝疑いなしという者があるが、
ほんとうか」

尉繚子がこたえた。


刑以伐之、徳以守之。

「刑をもってこれをち、
徳をもってこれを守る。」

→本来の黄帝の刑徳の説は、
人事を尽くすべき事を説いたもので、
日時や方位、陰陽の吉凶などによるものではない。

尉繚子が迷信による通説をしりぞけ、
高等な戦術や戦略であっても、
運用する人間次第で大きく異なってくることを主張しているのが、
よく分かる一節である。

続く


参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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