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「凡人飢欲坐小便。若飽則立小便。」

孫 子邈『千金要方』「巻二十七養性 道林養性第二」より


下野です。
今回は、
貝原益軒先生が『養生訓』を記すにあたり、
非常に参考とした孫子邈の書『千金要方』より
一見面白いですが、実はそういうことだったのかと
思わせる養生をお伝えします。

では早速冒頭文を現代語訳致します。
「空腹の時には小水は坐ってし、
反って満腹時の小水は立ってすべし。」

書いている内容は
男性のお手洗い時に坐るか、立つかという
ことだけですが、
勿論ですが理由があってこのような書き方をしています。

小水を出すということは
東洋医学的には様々な臓腑の働きが絡み合い
しっかりと働くからこそできる行為であります。
その点を考えて冒頭文を考えると、
恐らく空腹時=臓腑が一時的に旺盛でない状況
でありますので、
立って御小水をすると
立ちくらみが起きるからではないかなと考えられます。

孫思邈が生きていたら理由を聞きたいですねφ(・ェ・o)~


サンタさんの列。
サンタさんの列。

<参考文献>
『備急千金要方』中国医薬科技出版社
『口語 養生訓』 日本評論社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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