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どうも、新川です。

三宮院へ向かう道中に、
「南京町 春節祭」という広告が目に入ったので説明を読むと、
いわゆる『旧正月』のイベントの一つでした。
あまり日本では馴染みのない行事ですが、
調べてみるとなかなか興味深いものです!


『旧正月』

→旧暦の正月(年初)。旧暦元日(旧暦1月1日)、
またはそれから始まる数日間のこと。
この場合の旧暦は、中国や朝鮮半島などにおけるものを指します。

旧暦は「月の満ち欠け」に基づいて定められた暦で、
現代の暦が太陽に基づいたものであるのと対比して、
太陰暦や陰暦ともよばれております。
中国では春節、朝鮮ではソルラルとも。

●具体的にいつ頃なのか?
→A.毎年約一ヶ月ほどの誤差がありますが、
1月下旬~2月中旬ぐらいまでの間です。

前述したように旧暦は
「月の満ち欠け」を基準(一ヶ月=29.5日)にしているので、
年にすると太陽暦より10日ほど少ないため、
数年に一度閏月を用いて調節しています。
そのため、その年によって異なってきます。
ちなみに2018年は2月16日が旧正月です。

●旧正月といえば爆竹?
テレビの映像などでもよく見かけますが、
爆竹をならすのが定番となっているように思います。

大きい音をたてて、祭りの気分を盛り上げているのかとも思いましたが、
元々は、「魔除け」の意味が始まりです。

荊楚歳時記(梁の宗懍(そうりん)のよる 4世紀頃の著作とみられる)には
正月一日,是三元之日也.謂之端月,雞鳴而起,先於庭前爆竹、燃草,以辟山魈惡鬼」と記され、
山魈(サンショウ)という妖怪(山の神とも)を爆竹の音で追い払ったことが
記されております。

話は戻りますが、
神戸の南京町の春節祭は今年で30回目ということもあり、
例年以上に盛り上がりをみせそうです☆

第30回南京町春節祭 南京町公式HPより
第30回南京町春節祭 南京町公式HPより

御興味がある方は
是非、中国の伝統文化を堪能してみて下さい!

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