<近日開催予定のイベント>
9月10日(日):【第三回 一般向け東洋医学養生講座】

定員に達しましたので参加申し込みを締め切ります。
多数のご応募ありがとうございました!!


受付の稲垣です。
日々、鍼灸師になるべく勉学に勤しんでおります。

前期単位認定試験を修了して間もなく、続いて実力試験。
試験勉強の為に満員電車を避け、
少し早めに登校する時も度々ありましたが、それも一休み。
写真は登校途中の早朝です。
そして二種類の試験が終わりました。
実力試験の勉強の仕方が掴めぬまま過ぎてしまいましたが、
結構楽しく受験しました。

そして、単位認定試験の結果が返され、ホッと一息。
皆様のご協力を頂き、全てクリアできました。

頂いた優しさに感謝いたします。

時折、思う事があります。
この国の半分は優しさで出来ている。
頭痛の医薬品に、
こんなコマーシャルが有ったような、無かったような~
・・(◎_◎

ハイ!

それでは皆様の大好きな「黄帝内経」へ!

特に好きでも嫌いでもない?

生き方?哲学書?心構え?
何が言いたいのだろう?と思う事もあります。
だけど、何かが書いてあるのだろう・・・?
という欲求で、読んでおります。

『黄帝内経 素問』 上古天真論 第一
昔在黄帝、生而神霊、弱而能言、
幼而徇斉、長而敦敏、成而登天。

廼問於天師曰、余聞上古之人、
春秋皆百歳、而動作不衰。

今時之人、年半百而動作皆衰者、
時世異耶、人將失之耶。

昔在(むかし)、黄帝、生まれながらにして神霊、
弱にして能く(よく)言い、幼にして徇斉(じゅんさい)、
長じて敦敏(とんびん)、成りて登天す。
廼ち天師(てんし:岐伯)に問いて曰く、
余聞く、上古の人、春秋皆百歳を度えて、しかも動作衰えず。
今時の人、年半百にして動作皆衰うる者は、
時世異なるか、人將た(ひとはた)これを失するか。

黄帝内経の最初です。
昔の人は年を経ても元気だったけど、最近の人はダメだね。
それは時代のせいなのか?生活が悪いのか?

「昔は良かった」という話は現代でもあります。
何か言いたい時のパターンなのでしょうか?
それを話の最初に持ってくる語り口調の書物なのかもしれません。

鍼灸学生の一年ですと、
“医古文”というだけで敬遠しがちだと思います。
先ずは、その壁は超えることが
出来ているのが幸せに感じております。

一つ一つ東洋医学を読んでいきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。


参考文献:
『黄帝内経 素問』 東洋学術出版社

稲垣英伸

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