こんにちは、新川です。
気候も徐々に
よくなっておりますので、
晴れ間を狙って、
自転車で出掛けることが
多くなって参りました。
目的地は特になく
ぶらぶら しています。
長年愛用している

文庫判 大阪都市図 (文庫判) 文庫判 大阪都市図 (文庫判)
(2008/04/10)
不明

商品詳細を見る

をバッグに忍ばせ、
家に帰ると、自分が通った道を確認し、
一人で納得するのが、楽しみです。
さて今回は、
小青竜湯についてです。


小青竜湯
本方剤は、巷にて
花粉症といえば・・
というフレーズで知られているようです。
実際、どのような症状に対して
どのような効果があるのかを
今回は確認していきたいと
思います。
主治として
①風寒束表、水飲内停
②痰飲の咳嗽
③風水
風寒と水飲が共謀して
病を引き起こしているため、
両方を同時に捌かないと
いけません。
仮に風寒のみを解表しても、
水飲が残存しているために
肺気不宣が続き、
十分に風寒邪が捌ききれない
といった状態になってしまいます。
その逆もしかりです。
また水飲が上焦に滞り
肺を犯すと咳嗽が起こり、
水飲が肌膚に溢れると
風水(特に突発性浮腫)が
みられる。
元々、肺脾の弱りがあると
飲水が邪魔し易くなるため、
咳嗽・風水が起き易くなってしまいます。
【組成】
麻黄、桂枝、半夏
乾姜、細辛、五味子
白芍、炙甘草

参考文献:
中医臨床のための方剤学:(医歯薬出版株式会社)
臨床経穴学:(東洋学術出版社)
中医基本用語辞典:(東洋学術出版社)
臓腑経絡学:(アルテミシア)

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here