春は植物も芽吹き、
気が上へ上へと上がる季節です。
また、人においてこれが勝つと、
気が頭に集まりすぎて、
躁状態になりやすく、
体調を崩しやすくなります。
ここ数日で、
肝気が昂ぶり、
内熱をこもらした状況で、
寒かった気温が急にポッと上がると、
温邪が上述の内熱を拠り所として進入し、
温病症状を呈する患者が急に増えてきています。
普段は、温邪をさばくのみで効果があがるものも、
この温邪は、それだけではなく、
過剰な肝気の張りを払ってやり、内熱を同時にアプローチすることで、
大分対処しやすくなっています。
まずは邪の拠り所となる肝気が昂ぶらないように
患者によく注意を促すことが重要のようです。
本日は
専門家向けの少し難しい内容になってしまいました。

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