「痺れがあったり、頭痛があったりするもの
ふとした症状を
病気じゃなく、体質だと思っていた。」
こういう症状をどうしようもないものだと考えている人が多い。
自分の性格みたいなものだと。
これは、症状が出るように日頃から、
それらに関連する部位に負担がかかっていると考えたほうが良い。
その体質をよく聞いてあげることで、
東洋医学では どこが弱いのか
あるいはどこ(経絡。つまりは気の流れる道)が流れが悪いのかを
読み解くのである。
すでにその段階で病なのである。
病名がついたときに急に病になるのではない。
それは、病名を付ける段階まで体の声を聞いてやれなかった
医者(西洋医にしろ東洋医学にしろ)が未熟だったというだけの話。
毎日の不摂生が確実に体に現れ、確実に進行していく。
或るとき急に病が生じるという考えは非常に誤り。
体の声をもっときいてあげなくてはならない。
病と健康と単純に二つに分けるのは危ない。
生命には病に抵抗する力があり、古来から生気と呼ばれてきた。
体に悪影響を及ぼすものを邪気と呼んできた。
毎日が、生気と邪気の戦い。
邪気とはなにか。
よこしまな 禍々しきものだと考える人がいるだろう。
それは、誤り。
自然界に風がある湿がある寒がある。
これは自然界を構成するもの 必要なもの
しかし、生気が弱ってこれらが悪影響を及ぼしたとき、
すなわち それらを邪気という。
人は物を考える。
一定の思考は、人に必要なものであり、人生の良きスパイスにも
なる。
しかし、興奮して考えすぎたり、イライラしたり、くよくよしたり。
すると 流れが淀む これも邪気と呼んだ。
良い食物は大変おいしく感じる。
おいしいものは 私もあなたも非常に幸せな気分にさせる。
しかし、脾胃が弱ると、
これらも消化しきれず 体に害を及ぼす
これも邪気と呼ぶ 新鮮な食材が 体の状況に
応じて 生気として蓄えられたり 逆に邪気(この場合は食滞)
になったりする。
つまり、邪気とは 人の体に及ぼす体への方向性を言うのだと思う。
あくまで生に対する邪。
体の二元論は非常に危険であります。

4 コメント

  1. この写真いいですね!
    動きと共に力強さが気に入りました。
    D200とフィッシュアイ私も欲しいです(^^;
    これからも、おじゃまさせて頂きます。

  2. そう言ってもらえるとうれしいです。
    f3.5さんもとても上手ですね。
    初コメントです。
    おめでとうございます(笑)
    今後とも宜しく。
    フィッシュアイはいいですよ。
    マクロやら単焦点はいろいろあって迷いもありますが、こいつは買って良かった。
    雰囲気でます。
    しょうもない風景でも味、出ます。
    でも、実は買うときに 
    結構高いし、そんなに買う人いないですよ
    ってヨドバシの店員さんに
    助言された経緯があります。
    結局買いましたけどね。
    次もフィッシュアイで撮った写真アップしましょう。
    去年の夏にD200買って初めて写真に興味を持ちました。
    ほぼ 初心者です。
    いろいろ教えてくださいね。
    D200気に入ってます★
    そのうちスキャナ買ってライカの写真もアップしますね。

  3. こんにちは、始めまして。
    コナと申します。
    私も東洋医学にすごく興味があります。
    まだ何も知らない初心者ですが、
    すごしずつ勉強できたらと思っています。
    。点天。さんのブログ、参考にさせて頂きますので、
    よろしくお願いいたします。
    楽しみにしています!!

  4. ありがとうございます。
    うれしいです。
    修行の励みになります!
    なかなか鍼のことを書こうにも
    専門的なことになってしまい、書くのをためらう事がしばしば。
    重要な事は やはり感覚
    現場でしか表現出来ず、
    それを言葉にするということに苦労しそうです。
    ですから、わからないことが
    あったらどんどん質問して下さい。
    僕もわかってないと簡単には書けないのですから
    僕も 大いに学べることかと思います。
    客観的に判断して 東洋医学はすばらしいですよ。
    一鍼堂という鍼灸院で院長をしております。
    どうぞ 宜しく
    感謝いたします。

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