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黄帝内経素問 「求」の字の解釈

<お知らせ> お盆の鍼灸治療について <近日開催予定のイベント情報>New!(8/7更新) こちらのページに 一般の方向けの講座や学生向け勉強会の予定を 集約しております。ぜひご参照ください。 →イベント情報ページ こんにちは、大原です。 最近、個人的に 『黄帝内経 素問・霊枢』の内容を学ぶ機会が増え、 原文の解釈を再度確認していくと、 今まで覚えていた解釈とは異なったニュアンスの解釈を知り、 こっちの方が正しいのでは?という内容がありました。 素問の内容をみていきます。 素問 陰陽応象大論篇(第五)より <原文> 陰陽者、天地之道也。 萬物之綱紀。變化之父母。生殺之本始。神明之府也。 治病必求於本。 大まかな意味としては 「陰陽」というものは、天地の働きであり、 天地自然の大法則(すなわち道)が働きとなって現れ、 その働きによって万物が生存する。 陰陽の働きによって万物の変化もおこる。 遺尿は又殺生の本始である。 病を治すには、必ず本を求めるべきである。 となります。 ただ、一番最後の行の「本を求める」とは どのような意味でしょうか? 一見、「本質・根本を探し求める」のように 考えるのが適当のように思います。 しかし、「求」の意味は、 「しっかりと引きしめておかねばならない」 ということのようです。 『孟子』という書物の中に 「君子の道は、他なし。その放心を求むるのみ。 人は鶏犬の放たるるあらば、これを求むるを知る。 しかるにいま放心あれども、これを求むるを知らず。哀しいかな。」 という句があり、 人の心について、その緊張がたるむと 心は勝手気ままに四方に散りたがる。 その「放」に対して逆にグイっと中心に引き締めることを「求」という。 と、解説されている書籍がありました。 すなわち、先の素問の原文の解釈は、 身体の病も陰陽の不調によって起こるものであるから、 この根本の原則から逸脱しないように その本をしっかりと引き締めて、 不調和を起こさないように心がけなければならない、 という意に解釈するのが適用のようです。 <参考文献> 『鍼灸医学大系② 黄帝内経素問』 雄渾社 『黄帝内経 素問』 東洋学術出版社 ※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。 大原

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