<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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昨日に続き、
犬猿の仲である新川、下野の経穴主治に関して。

下野
下野

「新川さんの意見には基本的には同意する。
ただやはり背景を考える必要もあるのではないだろうか。

そもそも『素問』『霊枢』は勿論、
『明堂』『千金方』『太素』なんかの施療は誰に行っていたのか。
古典籍として残っていたということは
これらは当時の政権に献上、保管されていたのではないか。
そうだとすると
内容が少し改編されてはいるものの、
施療方法や房中術、養生法等記されており、
勿論 一般向けに流布されただろうが
元々これらは国の中核=当時の王族の病治、
及び繁栄の為のものだったの可能性も考えられる。
そして王族に仕える医家達は、
その古典籍を基に病、症状、苦痛を早急に改善させる必要、
及び改善させて当たり前だったであろうから、
その為には”標治=〇〇には●●穴”という表面の症状だけを抑えつつ、
”本治”で根本から改善させる。
という現代にも続く標治と本治を駆使していたのではないかと。
あとこれは専門家の先生達も仰っているが
当時の王族は
飲食の不摂生、房事過多、現代と同じストレス過多という
生活状況だったみたいだし。。。

だから○○の症状には●●穴というものも
当時の王族の生活習慣がありながらの
医家達の病治、
及びそこに対する過度なプレッシャーというものがあって
生まれた施療方法、記録だったのではと感じる。」

と、お互い思っている。
まあ、内容としては薄っぺらいですが、
同じ職場におりながらも、
全てが全て一緒という訳ではなく
それぞれに考え、思うところはあり、
こういった少しの違いがそれぞれの施療の個性となって
現れて来ると思っています。

ちなみに、経穴のどうこうは
正直 当時の人間でないと真意は勿論わかりません(^^;

新川を睨む下野
新川を睨む下野

2 コメント

  1. 昔だと
    今ここで何がなんでも
    結果出さないと殺される!
    みたいなシビアな状況とか
    ありそうですものね

    逆にいえばそこから標治の
    ポジティブな要素を取り出せるかも
    と読ませていただいて思いました。

    本治のみってのは
    現代だからこそできるみたいなところ
    はあるのかもしれませんね

    • そうですね。
      ドラマなんで説得力にかけますが
      韓流ドラマの「ホジュン」みたいな状況であったり、
      浅田宗伯も後の大正天皇の施療の際に
      短刀を差し、自害も考えていたと言われていますので、
      王家のお抱えとなると相当シビアだったんでしょうね。

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