<ご案内>
◉11/16(日)
鍼灸師のための公開臨床会を開催します。
この研修会に伴い、一名モデル患者(被験者)を募集します
どうも、新川です。
先日、立ち寄った書店にて
現在大河ドラマの題材になっている
江戸時代の特集が組まれており、少し見入っておりました。
主人公の蔦屋重三郎の生誕が1750年。
江戸時代の中期から後期にかけての年代です。
医学に関していえば、
劇中に杉田玄白(1733年~1817年)が登場していたようですね。
『解体新書』の著者として有名ですが、
数え年で85歳に亡くなられたとありますので長命の人だったといえます。
そんな玄白さんが晩年に書き記したのが
『養生七不可』であり、
いわゆる養生の心得なるものが記されております。
「昨日非不可恨悔」
(意訳:昨日起こったことをいちいち恨んだり悔やんだりしない)
から始まり、
7つの格言とその説明がなされております。
また、その中の一節に
「愚老生れ得たる病身にて万事人なみならず」
(意訳:愚老は生まれつき病弱ですべての事が人並ではなかった。)
とあり、
元々幼少期は病弱だったようですが、
それゆえに説得力のある内容ともいえます。
[アイキャッチ画像]
『養生七不可 1巻』京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00005613

























