どうも新川です。
難経の注釈書の一つ、
『難経本義』の続きです。
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『難経』自体の注釈者は数多く、
古くは
中国三国時代の呂広、
初唐の楊玄操、
宋の丁徳用や虞庶などの流れが引き継がれており、
さらに『難経本義』においても、
こちらを底本とした注釈本の発展が見られる。
日本では
現状確認できるもののとして
岡本一抱の『難経本義諺解』、
浅井周伯の講義を松岡玄達が筆録したとされる『難経本義記聞』、
百々鳩窓による『難経存疑』などが見られる。
※注釈本の系譜、流れについては確認中
『難経本義』がもたらした影響は多大だったことが理解できます。
これらの貴重な資料を比較、検討し
また臨床の場に生かせられるかが使命かと思います。
つづく
アイキャッチ画像:
『難経本義』京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013401
別タイトル|外題:八十一難存疑






















