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【一般向け講座】2月7日(土) 豊中院にて開催します!
【一般向け講座】3月15日(日) 「アレルギーと東洋医学(花粉症の話を中心に)」豊中院にて開催します!
◉臨床家向け開催企画
3/1(日)実施!公開臨床会(参加者・被験者募集中!)
独活葛根湯というものがコタローより販売されており、あまり解説されていないので、内容について書いていきます。
一般向けに販売されている商品としては、(葛根、麻黄、独活、桂皮、大棗、芍薬、生姜、甘草、地黄)が配合されています。
添付文書には桂皮と書かれていますが、恐らく桂枝が使われているかと思います。
配合を整理すると、葛根湯+独活・地黄です。
外台秘要が基となっている様なので、原文を確認します。
外台秘要
「古今録验疗中柔风身体疼痛四肢缓弱欲不随独活葛根汤産后中柔风亦用此方」
「羌活 桂心 乾地黄 葛根 芍药各三两 生姜六两 麻黄去节 甘草炙各二两 右八味切以清酒三升水五升煮取三升温服五合日三忌生葱芜荑海藻菘菜」
外台秘要は千金方の影響を強く多く受けており、その千金方にも似た処方があるので記載します。
千金方
「羌活汤 治中风,身体疼痛,四肢缓弱不遂,及产后中风方。
羌活 桂心 芍药 葛根 麻黄 干地黄各三两 甘草二两 生姜五两」
内容として共通するものの一つに、どちらも産後である事が挙げられます。
意図として、地黄で汗に必要な物質となる陰血を補っているのだと考えられます。
千金方の作者である孫思邈は傷寒論の影響を強く受けていますが、傷寒論ではこういった解表の場面で地黄は見られません。
解表の際は、こういったコッテリと滋粘性の生薬は避けられる傾向にあるからです。
このあたりに少し治法の違いを感じます。
一般的に独活葛根湯は、五十肩に効くとはされていますが、出典や生薬の配合を考えると、汗法に属し、長期服用には向かない方剤となります。
筆者:日下




















