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こんにちは、為沢です。
今回も『格致餘論』の続きを紹介して参ります。


格致餘論:陽有餘陰不足論 其之一


人受天地之氣以生、天之陽氣為氣、地之陰氣為血。
故氣常有餘、血常不足。何以言之?天地為萬物父母。
天大也為陽、而運於地之外、地居天之中為陰、天之大氣舉之。
日實也、亦屬陽、而運於月之外、月缺也、屬陰、稟日之光以為明者也。
人身之陰氣、其消長視月之盈缺。
故人之生也、男子十六歲而精通、女子十四歲而經行、是有形之後、
猶有待於乳哺水穀以養、陰氣始成而可與陽氣為配、
以能成人、而為人之父母。
古人必近三十、二十而後嫁娶、
可見陰氣之難於成、而古人之善於攝養也。

『格致餘論注釈』訳を使用:
人間は天地の気を受けて生まれるが、
天の陽気が(人体の)気となり、地の陰気が血となる。
そこで気は常に余りがあり、血は常に不足する。
どうしてこういうことが言えるのか。
天地は万物の父母である。
天は大きなもので陽であり、地の外側をめぐっている。
地は天の内側にあって陰であり、
「天の大気が地を持ち上げている。」
日は実であり、これも陽に属しており、月の外側をめぐっている。
月は缺であり、陰に属しており、太陽の光を受けて光る。
人体の陰気の消長は月の満ち欠けのようなものである。
そこで人間が生まれると、男子は十六歳で射精が始まり、
女子は十四歳で月経が始まる。
つまり人間という形ができた後も、なお乳や水や穀物によって養われ、
陰気がはじめて完成し、陽気と配合して一人前の人間となり、
人の父母となることができる。
どこで昔の人は必ず(男は)三十歳,(女は)二十歳に近くなってから結婚した。
このことから陰気の完成が難しく、
かつ昔の人が身体を養うことに秀でていたことがわかる。

万博記念公園にて
万博記念公園にて

参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

為沢

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