大阪府門真市在住 H.Yさん 32歳 男性 サービス業
主訴:過敏性腸症候群(IBS)
既往歴:盲腸
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2011年7月初旬、お腹に張りを感じ、その直後から便秘と下痢を繰り返す
ようになり過敏性腸症候群と診断される。
診断後からは投薬治療が始まり経過を観ることとなったが改善せず、
反対に徐々に悪化し、便は1日10回以上で下痢をするようになる。
鍼灸で改善出来ないかとご依頼頂き、当院へご来院。
2011年7/24、初診。
望診:顔が全体的に紅く、やや緊張が診られる。
舌診:淡紅〜紅舌で両舌辺が色抜け。舌央から舌根にかけ薄白黄苔。
脈診:全体緩でやや硬い。
腹診:心下から臍周にかけ表在に邪を診る。
切経:曲池(左右)実、三里(右)実、太衝(左)実きつく自汗、
太谿(右)やや虚、心兪(左右)実、隔兪(左右)実きつく腠理が開いている。
考察:肝気鬱結とする。
施術後:ご本人曰く、内臓がよく動くのを感じる。
7/27、2診目ご来院。
便は依然下痢のままだが、回数が6回と減ってくる。
またお腹の張りも無し。
舌診:紅舌で、薄白苔。
脈診:緩脈。
腹診:前回同様、表在に邪を診る。
考察:初診時同様。
7/31、3診目ご来院。
2診目翌日より下痢は無くなり、便に形が出てきたとのこと。
また回数も1日4回となる。
舌診:紅舌で薄白苔。
脈診:緩脈だが関上に集まる。
考察:同様。
8/3、4診目ご来院。
便は形ありで、1日3回。
仕事で多忙だったが症状悪化することなく、体調良く過ごされる。
舌診:紅舌だが、やや暗い。
脈院:関上の浮位に枯脈。
腹診:全体的に緊張し、特に心下部がきつい。
考察:同様だが、取穴部位を変えてみる。
8/15、5診目。
4診目以降、便の回数は1日1回となる。
舌診:淡紅舌。
脈診:緩脈でやや滑アリ。
腹診:やや心下部に緊張を診る。
考察:同様で、取穴は4診目と同様。
以降、お仕事の関係上11月初旬まで来院が出来なかったのですが、
調子良く過ごされておりました。
11月からは手足に痺れを感じるとのことですので、主訴をそちらに切り替えて
施術に当たっております。
------------------------------------------------------------------------------------------------
担当鍼灸師(下野)より
肝気鬱結の為、疏肝で施術を進めて行きましたが、取穴部位を変えたことで
更に御体を良い状態に持って行くことができ、改善へと向かいました。
またH.Yさんの場合、気の流れが割と速いので、鍼の太さや刺鍼時間にも
十分気を付けながら施術を行いました。
今後も、残りの症状が早く改善出来るように施術に当たらせて頂きます。 |