一鍼堂の理念
「痛み」、あらゆる症状の多くが、
内臓の弱りや変調から起こってきます。
これらの症状は、これ以上放っておいては
危険だという生体の「警報機」といえます。
巷で行われている痛みだけを止める行為は
警報機がうるさいからと
壊してしまうようなもので
何の解決にもならないばかりか
非常に危険です。
一鍼堂では、古来より伝わる四診や、
中医学、日本の古医術を駆使して体の警告をしっかりと受け止めることで、
ただ「ラク」にすることだけではなく、
「根本的に治して」まいります。
どんな薬も自分自身を治そうとする
力には及ばないのです。
一鍼堂で使用する鍼の種類
毫鍼
一鍼堂でメインで使用する鍼です。いわゆる刺すのに用いる鍼。
一鍼堂では使い捨てのディスポ鍼を使用。
金、銀、ステンレス、コバルト等多くの素材を使い分けます。
一鍼堂では、特に細い髪の毛ほどの針を使用するため、刺入時の痛みもほとんどありません。
鍉(テイ)鍼
刺さない鍼、かざして治療します。刺さないので無痛です。過敏な方、気の流れの速い方、お子様には著しい効果があります。
打鍼
刺さない鍼、腹部の虚実を診る腹診術という診断法がありますが、この腹診をしたのち、腹部の気の停滞を捌(さば)くのに用いるもの。
先の丸い鍼を皮膚に当て、小槌で叩き、響かすことで治療します。
安土桃山時代、御園意斎によってあみ出された日本独特の鍼術。刺さないため、無痛で行えます。
灸
もぐさをひねり点火して治療します。直に燃やしきる透熱灸と途中で止める知熱灸があり、東洋医学でいう気虚、陽虚証によく用います。
昔、行われた特大のお灸や市販の出来上がった灸(せんねん灸など)は用いず、患者様の状態を1人1人診て、元のもぐさの状態から手作業で作りあげて参りますので、お灸が熱くないように工夫することも可能です。



