疾患別解説
「脂質異常症」の東洋医学解説
脂質異常症とは、
血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が、
一定の基準値から外れた状態をいいます。
以前は同様の症状を「高脂血症」「高コレステロール血症」と呼んでいましたが、
現在はいずれも「脂質異常症」の一部に含まれています。
血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が増えたり、
HDL(善玉)コレステロールが減ったりすると、
血管内にコレステロールが蓄積し、動脈硬化が進行します。
その結果、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの
一定の基準値から外れた状態をいいます。
以前は同様の症状を「高脂血症」「高コレステロール血症」と呼んでいましたが、
現在はいずれも「脂質異常症」の一部に含まれています。
血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が増えたり、
HDL(善玉)コレステロールが減ったりすると、
血管内にコレステロールが蓄積し、動脈硬化が進行します。
その結果、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの
重い病気を引き起こす危険性が高まります。
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身体に取り込まれた飲食物が正常かつ円滑に処置されない要因を考えます。
飲食物を受け止め、消化、吸収したものを運ぶ「脾胃」の他にも
「腎」の支えが損なわれることで
水分・脂質代謝の乱れとしてあらわれます。
または、飲食不節から引き起こされる「痰湿(たんしつ)」も関与してきます。
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『黄帝内経素問』では、
「脾胃」は飲食物から気血を生み出し、
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◎東洋医学的な見解
身体に取り込まれた飲食物が正常かつ円滑に処置されない要因を考えます。飲食物を受け止め、消化、吸収したものを運ぶ「脾胃」の他にも
「腎」の支えが損なわれることで
水分・脂質代謝の乱れとしてあらわれます。
または、飲食不節から引き起こされる「痰湿(たんしつ)」も関与してきます。
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『黄帝内経素問』では、
「脾胃」は飲食物から気血を生み出し、
全身へ栄養を運ぶ重要な働きを担うと考えられ、
特に「脾」は
特に「脾」は
健運生化(食べたものを栄養に変え、全身へ巡らせる働き)を主るとされます。
「脾胃者、倉廩之官、五味出焉」
(『素問』霊蘭秘典論)
「脾胃は倉庫になぞらえられ、飲食物を受け取り消化し、栄養(精微)を吸収する臓である」という意味です。
「脾胃」の働きが低下すると、水分や栄養を正常に運べなくなり、
余分な水分や老廃物(湿)が体内に停滞すると考えられています。
また、飲食不節からくる影響に関して
『素問』には、
「膏粱之変、足生大疔」
(『素問』生気通天論)
と記され、
これは、
「脂っこいものや美食に偏った食生活は病気の原因になる」
という意味であり、現代でいう生活習慣病との関連を示唆する内容として解釈されています。
「脾胃」の消化を促進させるための一つとして、「腎」が深く関わってきます。
腎陽が充実していると、その温かさで「脾胃」に入る飲食物の消化処理を促します。
「脾胃」と「腎」は脂質の代謝という点において有機的に関わり合いますので、
その働きが連動し役割を全う出来ているかを探ります。
食生活を見直し、実践するが
血液検査の数値としての変化が見られにくいといった方がいらっしゃいますが、
先天的なものも含めて「腎」のあり方を注目する必要があります。
要因を脾胃にのみに限定すると
本来の原因を見逃すことになりかねません。
よって、
食生活の改善とともに、
腎を守っていく必要が出てきます。
よく「腎を補うには何を食べたらよいか」などの
ご質問を頂きますが、
補うこともそうですが
より重要なことは『消耗させないこと』と考えます。
腎が消耗するポイントとしては、
過労、房事過多(過度の性交渉)、睡眠不足などの
気・精の消耗が甚だしい場合は要注意です。
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◎漢方からのアプローチ
漢方では、体質(証)に合わせて処方を選択します。
脾胃気虚を立て直す場合は六君子湯や補中益気湯などが挙げられますが、
六味丸などの補腎の観点も考慮する必要があります。
※漢方薬は体質に合わせて使用するため、自己判断ではなく専門家へご相談ください。
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◎西洋医学的な見解
「脾胃者、倉廩之官、五味出焉」
(『素問』霊蘭秘典論)
「脾胃は倉庫になぞらえられ、飲食物を受け取り消化し、栄養(精微)を吸収する臓である」という意味です。
「脾胃」の働きが低下すると、水分や栄養を正常に運べなくなり、
余分な水分や老廃物(湿)が体内に停滞すると考えられています。
また、飲食不節からくる影響に関して
『素問』には、
「膏粱之変、足生大疔」
(『素問』生気通天論)
と記され、
これは、
「脂っこいものや美食に偏った食生活は病気の原因になる」
という意味であり、現代でいう生活習慣病との関連を示唆する内容として解釈されています。
「脾胃」の消化を促進させるための一つとして、「腎」が深く関わってきます。
腎陽が充実していると、その温かさで「脾胃」に入る飲食物の消化処理を促します。
「脾胃」と「腎」は脂質の代謝という点において有機的に関わり合いますので、
その働きが連動し役割を全う出来ているかを探ります。
食生活を見直し、実践するが
血液検査の数値としての変化が見られにくいといった方がいらっしゃいますが、
先天的なものも含めて「腎」のあり方を注目する必要があります。
要因を脾胃にのみに限定すると
本来の原因を見逃すことになりかねません。
よって、
食生活の改善とともに、
腎を守っていく必要が出てきます。
よく「腎を補うには何を食べたらよいか」などの
ご質問を頂きますが、
補うこともそうですが
より重要なことは『消耗させないこと』と考えます。
腎が消耗するポイントとしては、
過労、房事過多(過度の性交渉)、睡眠不足などの
気・精の消耗が甚だしい場合は要注意です。
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◎漢方からのアプローチ
漢方では、体質(証)に合わせて処方を選択します。
脾胃気虚を立て直す場合は六君子湯や補中益気湯などが挙げられますが、
六味丸などの補腎の観点も考慮する必要があります。
※漢方薬は体質に合わせて使用するため、自己判断ではなく専門家へご相談ください。
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◎西洋医学的な見解
① 定義
脂質異常症とは、
脂質異常症とは、
血液中のLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の異常により、
動脈硬化を引き起こしやすい状態をいいます。
② 診断基準
LDLコレステロール:140mg/dL以上
HDLコレステロール:40mg/dL未満
中性脂肪(空腹時):150mg/dL以上
Non-HDLコレステロール:170mg/dL以上
いずれかに該当すると脂質異常症と診断されます。
③ 原因
脂質異常症の原因には、
**遺伝によるもの(家族性高コレステロール血症など)**と、
動脈硬化を引き起こしやすい状態をいいます。
② 診断基準
LDLコレステロール:140mg/dL以上
HDLコレステロール:40mg/dL未満
中性脂肪(空腹時):150mg/dL以上
Non-HDLコレステロール:170mg/dL以上
いずれかに該当すると脂質異常症と診断されます。
③ 原因
脂質異常症の原因には、
**遺伝によるもの(家族性高コレステロール血症など)**と、
生活習慣や病気によるものがあります。
生活習慣では、
生活習慣では、
食べ過ぎや脂肪分の多い食事、肥満、運動不足、喫煙、過度の飲酒などが
関係します。
また、
糖尿病や甲状腺機能低下症、腎臓・肝臓の病気、薬剤(ステロイドなど)が
原因となることもあります。
④ 合併症
放置すると動脈硬化が進行し、
原因となることもあります。
④ 合併症
放置すると動脈硬化が進行し、
狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・末梢動脈疾患などの原因となります。
また、中性脂肪が著しく高い場合は急性膵炎を起こすことがあります。
⑥ 治療
治療の基本は生活習慣の改善です。
食事療法/適度な運動/適正体重の維持/禁煙・節酒
生活習慣の改善だけで十分な効果が得られない場合は、医師の判断により薬物療法が行われます。
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脂質異常症は、自覚症状がほとんどないまま進行する生活習慣病です。
日頃の食生活・運動・体重管理を継続することが、
⑥ 治療
治療の基本は生活習慣の改善です。
食事療法/適度な運動/適正体重の維持/禁煙・節酒
生活習慣の改善だけで十分な効果が得られない場合は、医師の判断により薬物療法が行われます。
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脂質異常症は、自覚症状がほとんどないまま進行する生活習慣病です。
日頃の食生活・運動・体重管理を継続することが、
将来の心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。
同じ症状でお悩みの方はご検討頂き、ご来院頂ければ幸いです。
同じ症状でお悩みの方はご検討頂き、ご来院頂ければ幸いです。
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