(1654〜1716) 名は伊恒(これつね)、通称は為竹(いちく)、号は一得斎、官は法橋。 福井の人であり、母方の岡本姓を称したとのこと。 江戸時代最大のブックメーカー。 かの近松門左衛門の実の弟。 江戸時代に数多くの中国医籍の諺解(日本語注解)を行った。
岡本一抱が諺解家となり、のちに止めたいきさつが医道の日本社から出版されている『古典医書タイジェスト/山元徳子』にあり面白い。