病院で治らなかった脳梗塞や脳梗塞の後遺症を鍼灸(針灸)で克服しよう!/大阪の鍼灸院 (針灸院)一鍼堂

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神戸三宮院豊中院

脳梗塞と脳梗塞による後遺症の鍼灸症例集

※ここでは脳梗塞,脳梗塞の後遺症に対する
一鍼堂での鍼灸治療の症例を紹介いたします。
巷では症例集と称し、
宣伝まがいの自作自演の内容を多く見かけますが、
当院では、紹介するすべての内容が
事実に基づいた内容であることをここに明記し、
紹介させて頂きます。

脳梗塞の症例は多く、また実績もございますので
是非ご依頼下さいませ。
現状、症例のアップが遅れており大部分が
公開出来ておりませんが、少しずつ用意して参ります。


 

大阪府東大阪市在住 F.Nさま 70歳女性

大阪府東大阪市在住 F.Nさま 70歳女性 専業主婦

主訴:脳梗塞の後遺症
既往歴:妊娠中毒症、突発性難聴
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2014年4月、
夜中に頭痛、吐き気、左半身の痺れを発症し、
救急病院に搬送される。
しかし専門医がいなかったこともあり、
朝に総合病院を受診したところ
脳梗塞と診断され急遽手術を行う。
手術は成功し頭痛や吐き気は出なくなったが、
左脚の麻痺、排尿障害、食欲不振、不眠の症状が出てくる。
病院でリハビリや治療を受けるも
症状に改善がないとのことで、
数年振りに来院なさる。

2014年7/26、ご来院。
舌診:紅色あせ、少白干苔。
脈診:沈緩洪脈。
腹診:臍下、両天枢、中脘~下脘の虚。
弁証:心脾両虚。
取穴:手の少陰心経、足の太陰脾経の経穴。

7/27、再診。
昨日の治療直後から食欲が湧いてきた。
また足も軽く感じ、夜間尿もなくしっかりと眠れた。
舌診:紅色あせ、少白苔。前回より潤っている。
脈診:脈が少し浮いてきて、緩洪脈。
腹診:臍下、両天枢の虚。
弁証:前回同様。
取穴:前回同様。

7/30。
調子良く、足の感覚も戻ってきた。
舌診:紅舌、少白苔。
脈診:緩脈。
腹診:臍下、両天枢の虚が埋まってくる。
弁証:同様。
取穴:同様。

この後8/3、8/6と来院。
調子良く、杖無しでも歩けるようになる。

8/8。
前日の夜から膀胱炎のような症状になり、
排尿時痛と頻尿に悩む。
話をお伺いすると、調子が良くなった事で
炎天下の中 無茶して歩きすぎたとのこと。
舌診:やや暗紅色あせ、白苔。
脈診:滑脈。
腹診:臍下、両天枢の虚。全体自汗。
弁証:同様。
取穴:同様。

8/10。
膀胱炎のような症状は不変。
腹診時に臍下に血の塊を診る。
詳しく聞くと、前回施術後にカイロを当て、
火傷を負ったもよう。
舌診:暗紅、白苔。
脈診:滑脈でやや沈む。
腹診:全体に熱が籠もる感覚あり。
弁証:陰虚。
取穴:足の少陰腎経の経穴。

8/13。
前回直後から、膀胱炎のような症状は改善。
体調は更に良くなり、買い物にも一人で行けるようになる。
舌診:紅舌やや色あせ、少白苔。
脈診:緩滑脈。
腹診:臍下の虚まし。
弁証:前回同様。
取穴:前回同様。

この後も週2回のペースで施術に当たっております。
今では随分と歩けるようになり、
毎日欠かさず散歩をされているようです。

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【担当鍼灸師の下野より】
2010年に突発性難聴で担当しておりました。
そちらは改善し、調子が良かったのですが、
一昨年の末頃から義母の介護におわれ
ほぼ不眠不休の日が続いたようです。
そのことが御体に負担なり、
今回の症状へと繋がったと思われます。
経過は順調ですが、まだまだ無茶は危険ですので、
暫くは頑張って治療を続けていきましょう。


(2014年 8月 19日 更新)


愛知県弥富市在住 T.Sさん 60代男性

愛知県弥富市在住 T.Sさん 60代男性

主訴:脳梗塞後の後遺症(倦怠感がきつい)
随伴症状:手足の力が入らない、ろれつが回りにくい。

3年8ヶ月前に脳梗塞をされ、
倦怠感(身体がだるい)が強いとのことで、
鍼治療を受けにいらっしゃいました。
初診時、舌の白黄厚膩田苔がきつく
脈は緩。
大便三日に一行、夜間尿二回。
泌尿器科、耳鼻咽喉科や多くの科より専用の薬を処方され、
ベシケア錠5mg,ムコダイン錠250mg,アズノールうがい液,オメラップ錠,
フィルムコート錠,クレストール錠,プラビックス錠,ベニジピン塩酸塩錠4mg,
アーチワン錠,バイアスピリン錠といったように大量の薬を服用されて
とてもつらいとのことでした。
治療にはとりあえず薬はそのままで
良くなったのを実感出来たら医者に言って減らしてもらうように
進めていきました。
施術方針:肝陽上亢とし、下焦を救いながら上昇の気滯とそれに伴う火をおろすようすすめ、最初はラクな時間が少く詰めて来院頂きましたが、
施術のたびにラクな時間が増えて間隔を空けて参りました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

担当鍼灸師(林)より。
”当院で鍼治療を受けられている患者様の
奥さんの友人の旦那さんのお父さん”という繋がりでいらっしゃいまして(笑)
名古屋から新幹線に乗って毎週がんばってくれました。
ある程度よくなったのでしばらく休憩されるとのことです。
本当にしんどい時には大阪で滞在されて治療をすすめましたが、
余裕がある事自体が微笑ましい事ですが
本当はもう少ししっかり根っこを治療して
そうそうの事では辛くないようにしたかったという思いはあるものの
満足して生活を送っていただければ
こちらとしてもうれしい限りです。
素晴らしいお人柄で本当に優しい方です。
どうかお元気で。
(合掌)

 

大阪府寝屋川市在住 M.Tさま 80代 女性 主婦

大阪府寝屋川市在住 M.Tさま 80代 女性 主婦
主訴:脳梗塞後の後遺症
随伴症状:歩行困難
既往歴:2型糖尿病

2009年10月に脳梗塞をされ、以降自力での歩行が困難となる。
リハビリを行うが改善はみられなかった為、鍼灸にて改善出来ないかとの
ご依頼を頂く。

2009年12/20、息子さんご夫婦に支えられながらの来院。
待合室から施術室への移動も、休憩しながらでないと不可能であった。
舌は老で紅舌色あせ、少白苔。
脈は浮滑やや細脈。
腹診にて、左の脾募、関元穴に虚の反応アリ。
切経にて、百会実、足三里(右)、陰陵泉(右)、公孫(左)、太谿(両)が虚、
背部の心兪(右)実、脾兪(左)、胃兪(右)、腎兪が虚。
脾胃と腎の弱りと考察し、施術を行う。
施術直後はあまり大きな変化は観られなかったが、
翌日の病院でのリハビリの時には、一人での歩行が可能になったとのこと。

2診目、12/26ご来院。
初診時から少し期間が空いた事もあり、再び自力歩行は不可能であった。
ただ舌が紅舌になり、細脈消失していた。
施術方法は初診と同様。
今回は施術直後より自力歩行が可能となる。

3診目、年明け1/10ご来院。
年末年始を挟み、久しぶりのご来院となったが、
自力歩行は可能。
歩けるようになった為、この頃からリハビリでも今まで以上に
長い時間歩くようになる。
その為、膝痛を感じるとのこと。
脈診にて滑脈きつし。
よくよく問診をすると、お正月という事もあり、
お餅をよく食べたよう。
治療は、前回までの「補法」ではなく、
「平補平瀉」を意識して施術。
施術後、膝痛、滑脈が消失したのを確認し終了。

以後、週1回ご来院頂き、御体診させて頂きました。
調子良く過ごされておりましたので、5/8にご卒業されました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
担当鍼灸師(下野)より

ご本人曰く、脳梗塞を発症する少し前から急に食欲が低下し、
以降あまり食事を摂られなかったようです。
それが脾胃を弱らし、そして腎にまで影響を与えておりました。
初診施術後から食欲が出てきた為、
しっかりと1日3食摂るよう養生指導を行い、実践して頂いた結果、
比較的早くに改善が診られました。
4月下旬には「最近ご飯が美味しく、食べ過ぎで困ります(笑)」と仰り、
脾胃が強くなってきたのを実感して頂きました。

御体が調い元気になると、よく当院の外で御主人と口ケンカを
されておりました(笑)
それを見て「大丈夫か?」と思う反面、「元気になってきて良かった」と
見ておりました。
ただケンカし過ぎて、イライラを溜めることだけは気をつけて下さいね。

また遊びに来て下さい!お待ちしております。

他の脳梗塞,脳梗塞の後遺症の症例は、
現在作成中です。
お待ち下さいませ。

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