病院で治らなかった喘息,気管支喘息,小児喘息を漢方鍼灸(針灸)で克服しよう!/大阪の鍼灸院 (針灸院)一鍼堂

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神戸三宮院豊中院


喘息(小児喘息,気管支喘息を含む)の症例集

※ここでは喘息,小児喘息,気管支喘息に対する
一鍼堂での鍼灸治療の症例を紹介いたします。
巷では症例集と称し、
宣伝まがいの自作自演の内容を多く見かけますが、
当院では、紹介するすべての内容が
事実に基づいた内容であることをここに明記し、
紹介させて頂きます。


夜中の喘息発作の改善症例

大阪府吹田市在住  K.T様 49歳 女性

主訴:喘息
既往歴:不眠症、日光過敏症
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2017年10月10日 
初診主訴:喘息5年前から発症し、
具体的な症状として
「夜中~明け方にかけて咳が止まらない」



2年間ほどステロイドの吸引薬を服用し、
食養生を実践したところ徐々に改善していく。

その後、症状が落ち着いていたが、
2017年8月に台風などの悪天候が続いた後から、
夜間の「咳」、「痰」が続いたため、
再び吸引薬を使用し治めている。

その他の症状:膝の痛み(2017年1月~)

舌診:老舌、白苔
脈診:やや緊
腹診:心下の虚、中脘の虚

考察:心肺を中心とした上焦の気滞、胃の気の弱り

2診目(10/12)
初診以降、吸引薬を使用せずに眠ることが出来た。

3診目(10/17)
前回施術後、5日間の内、1日のみ「胸のつまり」で起きたとのこと。

4診目(10/21)
※日本列島の南海上に台風接近中
2日前から「痰」が少しつまる感覚あり

5診目(10/27)
台風が日本に上陸してから、
軽度ではあるが「咳」などの「喘息症状」が出る。
台風が去った後からは、症状が落ち着く。
今までの台風の影響と比べると症状は軽かったとのこと。

その後、症状が落ち着いているため、
徐々に施術の間隔をあけていき、
2018年1月の時点で【依頼達成】とさせていただく。

その後、喘息の症状を治めつつ、
「膝の痛み」の改善に取り組む。

考察:気滞

と診立て施術を重ねたところ、
徐々に膝関節を屈曲する際の痛みが軽減する。
2月の時点では、正坐が出来る様になったとのこと。
その後も継続的に加療中・・・

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【担当鍼灸師(新川)より】
夜間に症状が悪化するため、
充分な睡眠が取れないことが負担になっていらっしゃいました。
実際、薬で制御は出来るものの、
これからも使い続ける事に違和感を感じていらっしゃっていたようで、
一鍼堂にご来院されました。

ストレスがかかることで、
気逆を起こし、心や肺に負担がかかりやすくなっておりました。

現在では、
ストレスを感じた際や、
台風などの荒天時や季節の変わり目でも、
状態が安定するようになっております。

(2018年 4月 21日 更新)





原因不明の咳が止まらない! 鍼灸治療症例集

大阪府柏原市在住  I.U様 73歳 男性

主訴:原因不明の咳
既往歴:高血圧、糖尿病

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2017年9月16日 初診
主訴:咳が止まらない
一ヶ月程前から原因不明の咳が続き、
一度出だすと止まらないとのこと。
元々、喉を痛めやすいことはあったが、
このような状態になるのは初めてである。
特に、身体を動かしていると増悪する。




ご来院時も、
待合室で咳をされており、
咳の勢いが強く、なかなか止まらない。

舌診:全体に乾燥
脈診:脈幅が狭し
腹診:臍下の虚
四診合算の結果、
「脾腎両虚」と考察し、施術を行う。

施術後:
喉に潤いを感じるようになり、咳の勢いが弱まる。

2診目(9月23日)

前回治療後:
咳は出るが、初診の前と比べると、
勢いが弱まり、回数も減ってきたとのこと。

3診目(10月1日)

前回治療後:
1週間は咳をすることなく過ごす。
本日、少し咳が出たとのこと。

4診目(10月7日)
前回治療後:
咳が出なくなったので、
一度様子をみていただく。

その後、ご家族の方から
半年経っても症状が治まっているとご報告いただく。
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【担当鍼灸師(新川)より】

ご家族の方の紹介で診させていただきましたが、
元々「病院嫌い」ということで、
こちらへの来院もなかなか足が進まなかったようです(汗)
脾の運化不利と腎気の弱りが中心にあり、
それらを扶けることが功を奏しました。

(2018年 3月 24日 更新)




セカンドライフを楽しみたい!
退職間近に発症した喘息。

兵庫県明石市在住 K.Fさま 70歳 女性

主訴:喘息

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現在70歳で、
小さな町工場で事務職をしていた。
会社の移転に伴い
そろそろ退職をと考えていた矢先に喘息を発症。
毎晩必ず発作に襲われ、
ここ約1年はグッスリと眠れていない。

2013年10月12日、
当院に受診されていた同僚の紹介で来院。

痰が絡んだ咳が就寝時に起こり、
体調によっては昼間も出てくる。
動き回るのは問題はないが、
神経を使ったり、精神的疲労は悪化要因となる。
舌は紅舌で舌尖の紅きつく、白苔。
脈は沈位にて滑で有力な脈。
腹は胃土の皮膚が枯れ、全体に浅黒い。
下焦の瘀血証と考え、
手太陽小腸経、足太陽膀胱経の経穴にて施術。

2診目、10月20日。
症状は少し良くなったが、まだ夜が辛い。
腹診にて胃土の動きが悪いと感じ、
瘀血を捌きつつも胃気も同時に補う。
施術は手太陽小腸経、足陽明胃経、足太陽膀胱経の経穴。

3診目、10月26日。
症状は幾分かラクになったもよう。
夜も久しぶりに「眠れた!」という感覚があった。
施術は前回同様。

しかし、
ここから順調にいけるかと思った矢先、
身内の看病があり来院が出来なくなる。
その間も、同僚の方から経過を伺い、
こちらからの養生をお伝え頂く。

2015年5月、
看病も一段落したことで治療再開。
約2年近く間が空いたが、
症状が悪化した感覚はないとのこと。
四診より、
やはり中焦脾胃の弱りがあり、
瘀血もみられる。
施術は、
足陽明胃経、足太陰脾経の経穴。
施術後は胸がスッとなさった様子。

5診目、5月17日。
随分と体がラクになり、
夜もグッスリ眠れたとのこと。
咳も疲れると出るが、
随分と落ち着いた様子。
施術は前回同様。

5診目~25診目までは週1回。
20診目には症状は出なくなり、
喘息を患っていたのが嘘のようと仰る。
それ以降は2~3週間に1度のペースで来院なさり、
現在も体調管理で加療中。

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「元々 中焦脾胃の弱りがあり、
そこから気鬱や飲食時間の乱れ、
仕事の疲れなどから瘀血を形成したのではと
考えられます。
約2年の中断期間中も養生を守って頂き、
再開時も大きな乱れがなかったのが
非常に良かったです。

題にセカンドライフと書きましたが、
K.Fさんは仕事が大好きで、
今でも現役で頑張っておられます。(笑)」


担当鍼灸師:下野

(2016年 10月1日 更新)



 

京都府京都市中京区在住 T.Aさん 20代女性 医療関係職

京都府京都市中京区在住 T.Aさん 20代女性 医療関係職
主訴:喘息
既往歴: 喘息,子宮癌疑い,肋骨鎖骨骨折,外傷性肝挫傷
左手の突き上げ症候群にて手術
(本人による問診票への記述より)
担当:林

2008年5月に喘息と診断される。
朝、晩に発作あり。
悪天候時やストレスがかかると増悪するとのこと。
他にも、不眠、食欲不振、脂物を受けつけない、生理痛でお悩み。

2008年7/19来院。
舌は暗紅色を呈し、脈は脈幅小さく、右の尺位が弱し。
腹診は、臍周、右しょうもん付近に気の停滞あり。
切経にて、右神門穴に反応強し。

四診より心気の停滞、胃の邪、肺気の虚が考えられ、
この3つが混ざり合い、ダンゴになり抜けない状況
これが喘息を引き起したと考察する。
治療穴は、尺沢、心兪、胃兪に鍼を施す。
治療後、体が軽くなったのを実感され、初診は終了。
大変多忙で来院が難しいとのことなので、
様子を見ていただき、報告を頂くようにする。

その後しばらくして、8月にご連絡頂きました。
多忙だったが、治療後から喘息症状止まり、発作もなし。
また生理痛もなく、体調良いとのこと。

現在も元気でお過ごしのようです。


担当者( 林)より。

治療後、御本人が転居する為に、
しばらく来院出来ないとのことでした。

その後、
7月になり 御本人のお母様より(当院の患者様)
初診で鍼治療して以来、
喘息は起こっておらず、
非常に調子が良いとの情報を頂きました。
その後、数ヶ月して様子を間接的に
伺いましたが 全く症状は出なく、
生理痛も同時に治ったということです。

新しい生活はどうでしょうか。
あれ以来 拝見出来ていませんが、
その後 元気にされているようですので
ほっとしております。
また、何かあれば
いつでもいらして下さい。
まあ こんなところには来ないに超した事は
ないのですが。
また 遊びにでも来て下さい。

 

大阪府箕面市在住 K.Tさん 50代女性

大阪府箕面市在住 K.Tさん 50代女性
主訴:喘息
その他の症状:胆石
既往歴:子宮内膜症、甲状腺癌
施術担当:為沢

平素よりアレルギー体質で、
動物に触れると喘息発作が出る。
家庭の事情により、猫を飼っているため
世話をすることで毎日喘息発作があり、
夜間に呼吸し辛く、口内が熱く粘る。
また、お酒が好きで毎日飲酒している。
大量に飲酒すると喘息発作が出る。

2008年9月11日、
一鍼堂に通院されている娘さんの御紹介で来院。
舌診にて、暗紅舌を呈する。
脈診にて濡緩脈を確認。
腹診にて左右の季肋がやや浮いている。
切経にて曲池の実、足陽明経の実、
足太陰経の虚中ノ実アリ。
照海の虚にして枯れ、申脈の虚、
肺兪の虚にして枯れ、腰陽関の虚中ノ実アリ。
脾胃の邪実と、肺腎陰虚と考察診立てる。

初診の施術後、息がし易くなり
2診目の翌日も夜間の喘息が落ち着きラクであったことを伺う。
以降、しばらく喘息発作出ずに過ごされていました。

16診目、久しぶりに喘息発作が出て来院。
問診すると最近調子良いので飲酒を連日続けていることを伺う。
脾胃の湿痰を取り除くことを主体に施術。

以降、喘息発作治まりましたが、
少量の飲酒で喘息発作が出てしまうようになる。
よくよく問診を進めると
バタバタ生活が忙しくなっており、
ストレス溜めているとのこと。
肺腎が建ってきたので、敢えて脾胃のみの施術で診ていたが
肝腎の陰虚が著しいので、これを助ける施術を加える。

脾胃の湿痰も溜まらないようになり
現在は飲酒しても、喘息発作出ずに過ごされています。


担当者(為沢)より
現在も週1回ほどのペースで
施術させて頂いている患者さまです。
生活状況は変わらず、バタバタ忙しそうですが
何かあればすぐ来院して診させて頂いております。
おかげさまで順調に過ごされています。
施術する側ですが、活発なK.Tさんにいつも元気を頂いております。
体調管理はお任せ下さいね

大阪府大阪市淀川区在住 S.Hさん 50代男性 スキーインストラクター

大阪府大阪市淀川区在住 S.Hさん 50代男性 スキーインストラクター
主訴:全身の痛み・倦怠感、喘息
既往歴:顔面骨折、蕁麻疹

1999年頃より体調を崩され、アスピリン性喘息、蕁麻疹を発症。
一時症状が緩和し、小康状態を保つが2008年に喘息がひどくなる。
2009年、大学病院で入院、治療を行うが喘息の改善はなく、
また全身の痛み・倦怠感を発症し、特に肩関節、肘関節の痛みきつし。
様々な検査を行うが原因は解らず、
膠原病の疑いと診断され治療を行うが効果無し。

鍼灸施術による改善を希望され、2009年10/20ご来院。
舌診にて、紅舌で舌央~舌根部(右側)に少白苔。
脈診にて、浮緩滑。
腹診にて、心下部一段落ち、胃土~臍下にかけ瓢簞状の邪。
切経にて、百会(右)虚中ノ実、後谿(右)虚中ノ実、太谿虚で枯れ、
両足首~足先の皮膚枯れ、命門虚で色抜け。
腎気虚と気の偏在と考察し、
鍼にて気逆を降ろしながら腎に納める。
抜針後、肩関節、肘関節の痛みがほぼ消失。
舌の少白苔、滑脈消失。

2診目、10/27ご来院。
初診後、肩関節の痛みが随分ラクになり、肘関節の痛みは消失。
また喘息も消失する。
脈診にて滑脈は消失し、腹診にて胃土の邪も消失。
切経にて、百会の虚中ノ実も消失。
施術は、太谿、命門にて腎気を補う。

3診目、11/28ご来院。
お仕事の都合上、1ヶ月振りのご来院であったが、調子宜し。
全身の痛み・倦怠感消失しており、肩関節、肘関節も痛みなく、
痛み止めも1ヶ月服用しなかった。
切経にて、太谿の虚も随分と埋まる。
施術は前回の処方に、肝経の経穴を加える。
順調に御体が調って来ましたので
3診目をもって様子を観て頂くようお願い致しました。

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施術担当者(下野)より
お仕事の関係上、施術期間が非常に短かったですが、
なんとか大阪を離れられる11月の終わりまでに
症状を改善させることが出来ました。
12月からは暫く山での生活となり、
御体を診ることが出来ないのは残念ですが、
「調子が悪くなったら、直ぐに山をおりて一鍼堂さんに来ます!」
と笑顔で仰って頂いた際、僕自身”大丈夫”と感じました。
S.Hさん、これでスキーも問題無く出来ますね。
また一人でも多くの人に、ウインタースポーツの楽しさを伝えて下さい。
ただ怪我だけはしないよう、充分気を付けて下さいね。

また何かございましたらご連絡下さい。
お待ち致しております。

大阪市淀川区在住 M.Mさん 55歳女性 営業職

大阪市淀川区在住 M.Mさん 55歳女性 営業職
主訴:喘息
既往歴:花粉症、子宮筋腫、慢性胃炎
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【相談メール】
2010年の夏に風邪をこじらせ、
痰と咳が数ヶ月も続くという状態でした。
病院で検査したところ喘息という事で
気管拡張剤とステロイドの吸入を処方され、朝と晩の2回吸入しています。
普段は症状も気にならずに過ごしていますが、
季節の変わり目や体調が悪い時には喘息が悪化し息がしにくくなり
発作時に使用する別のステロイドを使用している状態です。
ホームページで喘息が治ったと言う記事を見つけ連絡させて頂きました。
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2012年3月14日一鍼堂来院
2010年の夏以降、
緩解と発症を繰り返すが、
3月の上旬より再度発症。お仕事の関係上、
社内の講習や、資格取得に向けて
通常業務以外での活動も多く、緊張感のある日々が続くとのこと。

【症状】
・気道の閉塞感による吸気不利
※咳はなし
舌診:淡紅、薄白苔、やや胖
脈診:濡、滑
腹診:心下部から脾募、肺先にかけてうすく虚、
   関元付近の虚アリ。
切経:上廉(虚)、太衝(左虚中ノ実、右虚)、
   心兪(虚)、膈兪(虚)、督兪(実きつし)
弁証:肝鬱気滞
取穴:足の厥陰肝経、足の陽明胃経、足の太陽膀胱経の各経穴に刺鍼
施術後:足の温もりとともに眠気アリ。
    太衝の左右の反応が調ってくる。

3診目(3月22日)
初診後から閉塞感の症状が改善されたため、
薬を軽いものに変えるが、
お仕事のトラブル後に一時的に閉塞感が増悪する。
その後、閉塞感は短期間で治まったとのこと。
脈診:関上に枯
切経:督兪(実緩む)
取穴:足の厥陰肝経、手の太陰肺経、足の太陽膀胱経の各経穴に刺鍼
施術後:枯脈消失

4診目(3月29日)
一週間、閉塞感なく過ごす。

その後徐々に施術の間隔をあけ、
季節の変わり目や多忙な日々が続いても、
閉塞感の症状が治まっており、
薬もさらに弱いものに変えることが出来たとのこと。
2ヶ月あいても経過が宜しいので、
初診依頼達成となりました。

今後は更年期障害の症状の改善に向けて、
引き続き施術にあたらせて頂きます。

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【担当鍼灸師(新川)より】
通常の業務以外でも、
資格取得や社内の研修など
御多忙な日々が続いており、
気滞が起こりやすい状況を生み出しておりました。
喘息の症状が改善していくことで、
お薬も徐々に弱いものに変えていくことが出来ましたね。
引き続き症状の改善に向けて、
全力で施術にあたらせて頂きます。

兵庫県尼崎市在住 A.Yさま 30歳女性 看護師

兵庫県尼崎市在住 A.Yさま 30歳女性 看護師

主訴:気管支喘息、アレルギー性鼻炎

既往歴:同上
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仕事中 鼻詰まりがひどく
息がし辛くなってきて、咳も1ヵ月ほど止まらず
肩凝りもひどくなってきた。
一鍼堂に通院している職場の同僚に紹介してもらい
お問い合わせ頂く。

【2013年12月13日、一鍼堂 初来院。】
幼少時よりアレルギー性鼻炎、気管支喘息があり
ひどい時は咳止め、気管支拡張剤などで治まっていたが
今回の咳は薬で治まらないとのこと。
仕事が看護師、新生児集中治療室での勤務で
勤務形態は夜勤が中心、日勤は月に5日ほど。
未熟児を見守る仕事なので、勤務中は気が抜けない。
夜勤のため食事時間がバラバラ。
飲み物は冷飲を好む。
大便が1~2日に1行あり。
咳が出るときに痰も出るが水状で透明。
涕も水状で透明。
咳がひどくなる条件として
季節が冬になると増悪。また、朝と夕方に増悪する傾向あり。
趣味が登山で、休みの日は精力的に外出していることが多く
家でジッとできない性格とのこと。
登山などで運動している最中は鼻詰まりも無く呼吸し易い。

舌診:紅舌

脈診:緩枯脈

腹診:心下、両季肋部に邪アリ。
切経:
曲池~温溜(実)・尺沢(自汗やや虚)・列缺~太淵(やや虚)
郄門~内関(実)・合谷(実)
足三里~下連(実)・解谿(熱感 枯れ)・衝陽(実)
曲泉(虚中ノ実)・太衝(実)・行間(熱感 枯れ)・臨泣(虚中ノ実)
太谿(虚)・照海(枯れ)・湧泉(枯れ)
肺兪(やや虚)・心兪(やや実)・肝兪(実)・腎兪(虚)
考察:肝鬱気滞証

施術後:体がスッキリし、肩が軽くなる。

12月16日(2診目)
前回施術後、咳が大分落ち着き熟睡できたと伺う。

12月26日(3診目)
前回施術後、咳の頻度は減るがまだ少し出ている。
眠りは安定して眠れるようになる。

【2014年】
1月4日(4診目)
前回施術後、大分スッキリした状態が継続している。
正月休みに小豆島へ旅行に行って気分転換にもなったとのこと。

その後、仕事中も
咳が出ずに過ごせていると報告を受けたので御卒業して頂く。
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【担当鍼灸師の為沢より】
夜勤による腎の弱りもありましたが
気滞がメインだと診立てましたので、
敢えて腎は放っておいて施術しました。
肝鬱気滞を散らすことで
しっかり建ってきていたので
弁証が合っていたものと考えられます。



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現在作成中です。
お待ち下さいませ。

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