マンスリーアーカイブ 4月 2010

複視・・・兵庫県伊丹市のT.M様

複視でお悩みの 兵庫県伊丹市のT.M様(担当鍼灸師:為沢) がご卒業されました。 複視と共に、低体温も改善されました。 また何かあれば御連絡下さいね。 ご卒業おめでとうございます! ※難病や慢性疾患の方は 症状が好転しても継続して 定期的に治療させて頂く事が多く なかなか卒業という報告が出来ませんが、 ここでは比較的、短期の治療で完治したものや、 治療する必要の無くなったものの一部を卒業報告させて頂きます。 紹介させて頂く以外にも様々病気を診ておりますので どのような病気でもご依頼下さい。 治療家一同、全力であたらせて頂きます。

漢方の効能と鍼灸 vol.6

こんにちは、新川です。 先日、吉野の桜を家族で 見物しに行ってきました。 私自身、 初めての吉野の桜 だったのですが あいにくの雨で散々な結果に(泣) 結局 車から眺めるだけの 長距離ドライブと なりました。 さて今回は 大承気湯についてです。 便秘をされた方は、 聞き覚えがある方剤かもしれませんね。 大承気湯(ダイジョウキトウ) 巷では頑固な便秘に・・・ と、うたわれておりますが、 実際はどのような方剤なのでしょうか。 主治:熱結腸胃(陽明病腑実証) この陽明腑実という症状は、 邪熱が腑に入り悪さすることが 原因とされております。 ●その熱はどこから来るのか? 『風寒が化熱して裏に入るか、 風熱の邪が口鼻から裏に侵入し、 熱邪が熾盛になって化燥し・・・』 と方剤学(医歯薬出版株式会社)に記してありますが、 臨床的には肝火や胃熱などの邪熱が原因となる場合があります。 いずれにせよ、邪熱の原因を突き止める事は 治療に際して非常に重要となってきます。 ●何故、胃腸で結ぶのか? 元々胃腸の状態が良ければ 邪は侵入してきませんが、 食べ過ぎなどで胃腸が詰まり その処理に追われた時に 発症し易くなります。 大承気湯は 大変効きが強い方剤 として、 その取り扱いには慎重さが求められています。 若シ大便セザルコト六七日、 小便少ナキ者ハ食ヲ受ケズト雖モ、 但ダ初頭鞕ク後必ズ溏ス。 未ダ鞕成ルコト定マラザレバ、 之ヲ攻ムレバ必ズ溏ス。 便秘が暫く続いても、 脈弱、小便が少ないということであれば まだ陽明腑実証の段階には到達していない と考えられ、 小承気湯を与えて様子をみる。 その状態で大承気湯を与えれば、 始めは硬便が出ても、あとで必ず下痢をして 正気を損傷する恐れがある。 といったことが記されております。 陽明腑実証は、 邪熱が、経脈だけにとどまらず さらに奥の腑の部分を攻撃しているという 重篤な状態にもなりかねない状態です。 そのため、 四診合参を徹底し 正しい証をたて 適切な治療を施さねばなりません。 [組成] 大黄、芒硝、枳実、厚朴            新川 参考文献: 中医臨床のための方剤学:(医歯薬出版株式会社) 中医臨床のための中薬学:(医歯薬出版株式会社) 臨床経穴学:(東洋学術出版社) 傷寒論を読もう:(東洋学術出版社) 中医基本用語辞典:(東洋学術出版社) 臓腑経絡学:(アルテミシア)

美しすぎる。

どんな宝石よりも美しいですね。 人類が自分達の造った作品を 芸術だ、芸術だと言っていること自体がばかばかしくなりますね。 「ハッブル望遠鏡がとらえた宇宙の神秘」        ↓ http://mainichi.jp/select/wadai/graph/hubble20/index.html

連休、気を付けて下さい。

どうも下野です。 最近、随分と腕が細くなってきました・・・ そのせいか、ソファベッドの ベッド→ソファへの切り替えが スムーズに出来ず 他にも、2ℓのペットボトルが2本入った 買い物袋を持って歩くのも一苦労です・・・ 全くダメですね。 情けないので、今日からトレーニングに 励もうと思います。 ソファベッドの切り替えが 片手で出来るよう頑張ります!! では今回のお話ですが、 早いものでゴールデンウィークですね。 連休になると暴飲暴食による 御体の不調を訴えられる方が多くおられますが、 それとは別の原因で体調を崩される 方も多くおられます。 その原因というのが 長時間の車の運転、同姿勢に よる気の滞り=気滞が原因となるものです。 長時間の運転となると、 体を動かすことはなくなり、 逆に神経を使うことばかりですので 気滞が非常に起こり易くなっております。 当院の患者さまの中にも 頚が動かなくなったや頭痛・肩こりを発症される 方がおられ、中でもぎっくり腰が非常に多いです。 連休の残り数日を鍼灸院や整骨院通いとなってしまうと、 それまでの楽しい思い出も台無しになってしまいます・・・ そうならない為にも、 長時間運転をするのであれば 必ず休みを取って頂き、体を動かす様にして下さい。 これは運転をされる方だけではなく、 同乗者の方々にも起こりえることです。 上記のことを注意して頂き 楽しい連休を御過ごし下さい。 下野

逆子・・・大阪府吹田市のA.N様

逆子でお悩みの 大阪府吹田市のA.N様(担当鍼灸師:新川) がご卒業されました。 初診時の治療で逆子が治ったとのことで お電話にて報告頂きました。 A.Nさん 元気な赤ちゃん産んで下さいね! ご卒業おめでとうございます! ※難病や慢性疾患の方は 症状が好転しても継続して 定期的に治療させて頂く事が多く なかなか卒業という報告が出来ませんが、 ここでは比較的、短期の治療で完治したものや、 治療する必要の無くなったものの一部を卒業報告させて頂きます。 紹介させて頂く以外にも様々病気を診ておりますので どのような病気でもご依頼下さい。 治療家一同、全力であたらせて頂きます。

おすすめ書籍No.13 『針灸二穴の効能 増訂版』

こんにちは、為沢です。 先日、神戸市立王子動物園で パンダを初めて拝見致しました。 食事中のパンダです。 鍼灸漬けの毎日を過ごしているせいか パンダの白黒を見て、 ”あれは陰陽を現してるんかなぁ” なんて考えたりします。 どうなんでしょう。職業病でしょうか?(笑) はい。 今回は、 おすすめ書籍の御紹介を致します。 『針灸二穴の効能 増訂版』 著:呂景山 訳:渡邊賢一 東洋学術出版社 針灸二穴の効能 増訂版(2006/02)呂 景山商品詳細を見る こちらは呂景山編著 『針灸対穴臨床経験集』 (山西科学技術出版社1986年刊) を底本として翻訳された書籍であり、 臨床の現場で大変参考になる書籍です。 漢方治療では 単味薬から複数の薬を同時に用いるようになって 方剤学という学問が生じたように、 鍼灸でも単穴治療から二穴、 複数の経穴を配合させることで 治療の幅が大きくなって参りましたが、 あまり多くの数の経穴を使用すると どれが正確に効いているのか わけがわからない状況に陥ってしまいます。 この書籍では 単穴作用の解説や、 最低限の組み合わせである、 経穴二穴を組み合わせることによって生じる 効能・作用を分かりやすく解説しております。 また、 古人の経験を例示するとともに 著者である呂景山先生の経験や症例も紹介しており、 二穴の組み合わせの理解、 使用の助けも掲載しております。 ブログで紹介している 経穴解説でも再三申しているのですが 書籍に載っているものでも 自分で実践してみて、 その効果を確かめてみて下さいね。 また、文献・おすすめ書籍でよく 「東洋学術出版社」さんを御紹介しておりますが、 本当に良い書籍ばかり揃えておりますので おすすめ出版社さんでもあります。 東洋学術出版社さんに感謝!  為沢

七つの社会的大罪 / ラージガートにきざまれているガンジーの碑文

どうも鍼灸師の林です。 写真をたまに公開するのですが、 あまり人気がないようですね(汗) 結構な数の患者様を診ているはずですが、 どなたも写真の話などされません(笑) 妻にも「どうでもええ。そもそも他人の写真には興味ないんや。」 とずばっと言われてしまいました。 そんなこんなで文章も書くようにしますね。 さてさて、 先日は仕事あがりが遅く 昼食が16:00頃になってしまい。 どこもランチが終わってしまっているので やっている所は無いかと徘徊しておったところ とあるインド料理屋さんのガラス面に ガンジーの碑文なるものが貼られていて、 その内容に読んではっとしました。 七つの社会的大罪 (Seven Social Sins)/マハトマ・ガンジー  1.理念なき政治(Politics Without Principles)  2.労働なき富 (Wealth without Work)   3.良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)  4.人格なき学識 (Knowledge without Character)  5.道徳なき商業 (Commerce without Morality)   6.人間性なき科学 (Science without Humanity)  7.犠牲なき信仰 (Worship without Sacrifice) 本当に愛のあるメッセージです。 教育に 政治に  科学に 商業に 信仰に そして悩める全ての民に対して 失われつつある魂を取り戻さんとする語りかけです。 テレビをつけても この国の指導者達の口からも こういうことを聞くことがないのは非常に残念に思います。 ガンジーについて自らが学ぼうと思ったことが これまでに無かったのですが、 この碑文の内容で彼を知りたいと思いました。 ガンジーの画像でいいのがありましたが、 著作権のことで問題もあろうかと思いますのでgoogleでの検索画面へリンクしています。

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